HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

久しぶりに仕事で冷や汗が

朝から全身浴の塩素注入装置の調子が悪く、1時間毎にヘアキャッチャーから手動で塩素を注入

していたのだが、流石に嫌になり、装置を直そうと思ったのが12時過ぎ。

どうせ原因は逆止弁の塩素の結晶に寄る詰まりと想定、交換すればよいと気楽に考えたのが

失敗の始まりだ。

最初に塩素注入装置のポンプが塩素タンクより塩素を十分に吸っている事をエア抜き弁を開放して

確認、ずこずこエア抜き弁より流れ出しているので、安心して、

1)ろ過器入り口の逆止弁を外し、

2)逆止弁よりろ過器へ繋がっている配管が詰まっているかどうかの確認のために、留め弁を開けると

3)ろ過器内の温泉が噴出してきた。これで詰まっていないことを確認できたので

4)新しい逆止弁を付け、留め弁を前回、水漏れがないことを確認し、

5)全身浴の塩素注入装置のスイッチを入れるが、20分待っても塩素濃度が上昇せず。

ここで、止めとけばよかったのだが、欲がでて

6)塩素注入装置のポンプの出口にある逆止弁を交換

配管パイプを繋ぐ前に塩素注入装置のスイッチを入れるが、ちょろちょろしか吹き出さないのだ。

ずこずこエア抜き弁より流れ出していたのはなんだったんだ。

7)塩素注入装置のポンプの出口にある逆止弁と配管パイプを繋ぐ

ここで、止めるべきだったのだが、

8)塩素注入装置のポンプの入り口にある逆止弁を外す

逆止弁を外したので、塩素タンクと繋がっている配管パイプがフリーになったのに塩素が噴出して

こないのだ。

本当に慌てた。

この前、シルバーさんがこの配管パイプを掃除して、全槽の注入バルブを詰まらせてしまったのだ。

当然、修理に塩素をばっちり浴びてしまったと聞いていたので、途方にくれてしまったのだ。

知らん振りをして、また配管を組み立ててしまおうと思ったが、そこは根が真面目な技術者なので、

諦めて、分岐配管の逆止弁を外そうとした時、その先の配管パイプに白い結晶がある事に気付いた

のだ。そこで、それを細いドライバーでほぜくり出すと、塩素が噴出してきたのだ。

嬉しかったのも束の間、今度は止まらない、止められないのだ。

止めるには、塩素注入装置のポンプの入り口にある逆止弁に繋ぐしかないので、繋ごうとするが

塩素で手がぬるぬる、しかも片手しか入らないので、つなげないのだ。

本当に涙だ出そうになった、要らぬことをしたという反省で。

9)格闘30分、十分に塩素を吸い、やっと繋げたので、

10)スイッチを入れると、すばらしい、嬉しい事に塩素濃度が0.35PPMまで上昇

11)交代の10分前に作業完了

交代の責任者に正直に報告。

説明を求められたので、物を見ながら報告。

ここまでは良かったが、またパイプの中に結晶が体積しだしていたのだ。

これにはがっくりだが、交代にその旨を報告し、早々に退勤だ。

分岐配管の逆止弁を清掃、または交換しなかったのが失敗なのだろう。

更には、分岐配管、そのものの清掃が必要だったのだろう。

シルバーさんと同じ被害を受けるような作業をしなければならなかったのだろう。

シルバーさんがしなかった塩素タンクの水洗いも必要なのだろう。

さーて、どうしよう。

シルバーさん、14日から27日まで、長期休暇で温泉療養中だ。

この配管を作ったのも彼なので、どうするか相談をするが、結局の所、

素人が作った配管接続、詰まるとか汚れるとかの認識が薄く、掃除する手立てがないのだ。

休館日にタンクを空にし、配管接続をばらし、清掃、その後に再組み立てしかないのだろう。