引率教員可哀想だが首
大阪の高校生をカナダに引率し、豚インフルエンザに罹らせて帰国した教員は、可哀想だが
免職にしなくてはならない。
理由は、日本から送付されたマスクを生徒に着用させなかったからだ。
危機意識が欠如した者は、必ず次にも何かをやらかすので、責任ある立場においてはならない
のだ。彼の判断基準は安全より親睦、一見正しいようにも思えるが、相手が豚インフルエンザ
で、これだけ世界が騒いでいる問題の判断を誤ったのだ。
カナダに出した校長の処分は早期退職の勧告で、従わない場合はヒラに降格だ。
知事がどういう行動をするか興味深いが、多分、何もしないだろう。
今回の幸運な成果は、麻生首相の機内検疫は続けるという判断によりもたらさせたのだが
それは、彼の直感によるものなのだろう。
安全は何事にも手を抜かない事で実現するのだが、それを直感していたのだろうか。
機内検疫がなければ、高校に豚インフルが蔓延したと思われる。
危機意識のある教員がおれば、早期に休校等にできるが、現校長の意識レベルでは
それはなく、やがて、大坂中に広がっただろう。
大坂だけが全滅するならそれはそれで結構だが、関東まで広げられては迷惑なのだ。
大体、企業が家族を帰国させようとしている中で、生徒をカナダに留まらせたその気持ちが
分からないし、生徒の家族もどう動いたのだろう。
子供に連絡し、マスクをしろとか、人ごみの中へ行くなとか、うがいをしろとかを伝えなかった
のだろうか。
親や学校にも見捨てられた生徒達、逆に全く信頼されていた生徒達だったのだろうか。
最後に、一言、結果責任だ。