HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

主治医との面談

徳島まで移動し、27日に院長と面談したが、退院など出来る状態ではないとの事だ。

参ったのは、アルツハイマーの疑いがあると言われてしまったのだ。

薬(KH114)の影響で脳が萎縮してしまったのではないかとは、流石に聞けなかった。

面談の時に院長に

1)弟はアルコール依存症ではない

2)入院させたのは、体力回復が目的で、依存症治療は名目だけ

3)ふらふらするのは当然で、お金がなく5ヶ月ぐらいろくな食事をしていない

4)日赤を退院する時は、このような状態ではなかった、何故、進行したのか

と告げると院長はびっくりしたようだ。

入院に付き添った妹夫婦がきちっと入院の目的を伝えてないのだ。

その後に本人と面会し、話しをするが、痴呆的傾向と歩行障害は確かにある。

痴呆的傾向と言っても、話が噛み合わないという事で、支離滅裂な話をするのではない。

此方が聞いている質問に的確な返事が返ってこないということだ。

例えば、「朝飯を食べてない」というので、「何故だ」と聞くと、

「寝ていたからで、ここの病院は寝ていると食事を片付けられてしまう」と答えるのだ。

一般常識としては、寝てたら起こしてでも食べさせると思うから、弟の話が眉唾だと思うのだが

真偽は病院に確認していないので分からないが、無いようでありそうな感じもする。

更には、

外出許可で院長に私がクレームしている時に、院長が弟に「今日はどこえ行くの」と

聞いた所、弟は「分かりません」と答えた。

当然、事前に弟には、妹の所と別の病院へ行くと教えてあったのだが。

私は、「別の病院へ行く」と答えられないか、はらはらしていたのだ。

別の病院という事が弟の頭を占めていたなら、病院名を教えてないので、「分かりません」は

そういう点も含めて考えると、的確な答えであったのかも知れない。

しかい、院長にとっては、異常回答だろう。

歩行障害は進行しているようにも思えるが、足の筋肉を見た限りでは、歩けるはずが無い。

痴呆的傾向は、外出し、長く一緒にいると、そういう感じも弱まってくるのも不思議なのだ。

そういう情報を持って、本人と妹の家へ出かけて、相談したのだが、その結論は様子見だ。

妹は別の精神科医に見せようと主張するが、私と旦那が反対で、これも後日となった。

院長が何時までも入院させておいても良いと言ったと告げると、本人が嫌でなければ、ずーと

入院させておこうという風向きになってしまった。

ただ、院長を私が見る限り、健忘症的傾向はあるので、不安な所はある。

女房の親父ぐらいの年齢なので、無理はないのだが、精神科でないと勤まらないと思う。

健忘症と気付いたのは、面談の時、外出の許可は話しの中でとったのだが、いざ、外出と

なり、看護師が院長に確認すると、許可していないと言い出したのだ。

当然、院長との話しはメモを取りながらなので、私がおかしいではないかというと即許可だ。

本人に厳しく注意したのは

1)相手の話をよく聞き、極力分かりませんとは答えるな

2)日付を毎日確認し、記憶せよ

3)食事をしてないとは言うな、また3度の食事は必ず取れ

4)他の入院患者と接せよ

5)寝てばかりいないで、昼間は起きていること

6)筋肉を使う運動をしなさい

7)オシメはされていてもトイレで排便せよ、排便の習慣を

8)夜眠れなくとも、眠れないとは言うな、眠れないと起きていること

以上、好い加減に問診に答えていると、本当に病人にされてしまう

何処まで、理解し、記憶したか不明だ。

今回の面談で、ショックというか、安心したというか、複雑なのは

1)このままずーと入院していてもよいと弟が話した

2)平成18年頃から、睡眠薬を医者から処方されていた

3)昨年、国民年金の免除申請をしたが、拒否されて、その後、ほったらかし

家賃の減免も中途半端でほったらかし等々があるが、一応活動していたのだ

という事実だ。

最後に

妹が、「消防団の団長から、退団するかどうかを決めてほしいという連絡があったが

どうする」と伝えた所、即座に「退団する」と答え、「前から退団したかったのだが、退団させて

もらえなかった」と説明、この話は、以前聞いていたので矛盾はない。

さらに、「悪いが連絡して」と妹に依頼だ。

とても、痴呆とは思えないのだ。

昼飯は、妹の家で御馳走になったのだが、病院では嚥下に問題があるので、注意してと要望

されていたのだが、パクパクと竹の子、梅干、タクワン、うどん、ご飯を食べ、何の問題もなし。

ただ、食べすぎのようには思うのだが。

上手く食べられないのは、妹の義理の母親の方だ。

義理の母親に、病気に見えますかと聞くが、返事なし。

椅子にきちっと座っているし、きょろきょろしないし、話は噛み合っているし、よくたべるしだ。

お金がなく精神的に参っているのはよく分かるのだが、それと痴呆は違うだろう。

兄貴の油断、思い込みなのだろうか。