HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

国土交通省主導による詐欺

3月11日3時2分配信の読売新聞の記事に

「高速料金「1000円」GW前にずれ込み…システム改修遅れ」というのがあり、残念だが仕方がない

と思うのだが、記事の最後の方に、「国交省は「さかのぼって通行料を返還する措置は考えていない」

としている。」というのがあり、詐欺だと思ったのだ。

JRでもバスでもタクシーでも間違って取りすぎたお金は返すのが常識なのだが、

この件は最初から分かっていて取るのだから詐欺だろう。

1000円に下げる法律がどう書かれているかが問題なのだが、まさか、二重取りが認められる

とは書かれていないと思う。だとすると明確な法律違反だから検察が立件し、送検する必要がある。

巨悪は逃がしてはならない。

民営化されたJHの態度が楽しみだ。

民間会社なら返却または無料にすると考えるからだ。

以下は記事の転記だ。

 政府の追加景気対策に盛り込まれた土日と祝日に地方の高速道路の上限料金を1000円
とする値下げ策の完全実施が4月下旬にずれ込むことが10日、明らかになった。
国土交通省によると料金徴収システムの改修が、28日の値下げ開始に間に合わないという。
この影響で、東京・大阪の大都市圏を経由して複数の地方の高速道路を利用する場合は、
当面、前後の地方区間でそれぞれ通行料金を支払う「二重払い」の状態になる。
高速道路料金の値下げは、2008年度第2次補正予算の柱の一つで、ノンストップ自動料金収受
システム(ETC)装着車を対象に当面、2年間実施する。乗用車は土日・祝日の昼間の場合、
東京・大阪などの高速道路や首都高速(土曜日を除く)、阪神高速は各3割引き、地方の高速道路
は走行距離にかかわらず上限が1000円となる。
値下げ期間に仙台市から静岡市まで高速道路を利用した場合、本来は地方分1000円、
東京近郊区間分1450円、首都高500円の計2950円で済む。ところが、4月下旬までは、
東北道東名高速で地方分の料金が各1000円徴収されるため、計3950円になる。
 麻生首相は7日の那覇市での演説で、28日から「休日になったらどこまで行っても一律1000円」
とアピールしたが、国交省は「さかのぼって通行料を返還する措置は考えていない」としている。

法律の施行を延期するのが合理的なのだが、詐欺行為を国がJHに遣らすらしい。

やるJHも大したものだが、詐欺で逮捕されないという司法との約束でもあれば、これはそれ以上に

大問題だが、あうんの呼吸で見逃すのだろう。

しかし、法律がこういう事で曲げられるなら、各人が各人の判断で曲げればよい。

いやいや、既に曲げだしているので、偉そうなことはいえないか。

どなたかお金のある人、JHを詐欺で告訴しないかな。