HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

次亜塩素酸ナトリウム溶液1Lで 1.2PPM

これを記録しておかないで、何が備忘録かという事を忘れる所だった。

5トン程のジャグジー槽に塩素を1L投入しても濃度が1.2PPMにしか上がらない現象が今日でた。

塩素注入装置を稼動させたのだが、ジャグジー槽だけ何時まで経っても濃度がゼロなのだ。

浴槽に出かけ、20mLの塩素を直接投入しても濃度がゼロなのだ。

ヘアキャッチャーから塩素を500mLぐらい投入すると、暫くが数値がでるのだが、直ぐにゼロになる。

計器がおかしいと思い、DPD試薬で測定しても、ゼロなのだ。

流石に、疲れたというか途方にくれた。

ジャグジー槽を逆洗・洗浄し、お湯を入れ替えてた後、塩素を入れてもゼロなのだ。

遂に、検出器の隔膜を見ると、大きく破損しているのを見つけたが、これだけではDPD試薬で

測定した濃度がゼロになる現象が説明できない。

営業開始時間が刻々と迫る中、冷や汗と見回りの汗でシャツがびちゃびちゃ。

ギブアップ寸前、思い切って、塩素を1L(1000mL)ヘアキャッチャーから投入、当然、プールらの苦情を

覚悟し、言い訳を考えつつだ。

すると、濃度が1.4PPMまで上昇し、その値を保持するではないか、これは嬉しかった。

プールの係員の記録では1.2PPM。

よく一致している。

原因はなんだ。

思いつくのは昨日の過酸化水素水による各浴槽の洗浄だが、ジャグジー以外は正常なのだ。

手順で何が違うのだ。

出勤したとき、洗浄作業は終了で、どういう手順で何をしたのか不明なのだ。

考えられる事は中和剤を多量に入れた後、水を排出しなかったので、1番経過しても中和剤と塩素が

反応し、濃度が上がらなかったと考えると合うのだが、従来、中和剤は使っていないのだ。