HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

実弟の死亡連絡と早とちり

9日の17時53分、妹から携帯に連絡がある。

内容は簡潔で、日赤の救急救命センターより相談したいことがあるので、至急連絡が欲しいとの

要望があったというのもだ。

当然、重体か危篤か死んだかと思った。

危篤なら大往生させますか、死んだのなら引き取りに、重体なら治療方針だろうという事が頭を

過ぎった。当然、大往生をお願いします、暫く死体安置所で保管をお願いしたい、最後は

無理して治療しなくてもよいですという事だが、冷めすぎているのだろうか。

しかし、何故妹ではなく私かとも思ったが、そこは嫁に行き苗字が違うので、同じ苗字の私を

選んだのか、肺がん末期の妹を避けたと想像したのだ。

電話をしろと云われても電話番号を知らない、仕事中だし、調べるのも大変なので、聞くのだが

妹も知らない感じで、代表電話を教えられたのだが、これも知らない御粗末さだったのに、初めて

気付かされる始末だ。

18時過ぎに電話するが、中々でない。

閉院時間で交換が居なくなったと思ったのだが、諦めると、連絡のしようがなくなるので、そのまま

でいると、交換手が出た。彼女の第一声は「出るのが遅くなりすみません」だ。

この声を聞き、ほっとした。流石、徳島だ。

救急救命センターをお願いします」と告げると直ぐに繋いでくれた。

多分、看護師さんがでたのだろうと思うが、

「至急連絡が欲しいという要求が有ったのですが、東村田は死にました?」だったかが私の

第一声だったかに思うが、相手も驚いたようで、

「そのままで暫くお待ち下さい」という返事、多分、ベッドへ見に行ったのだろう。

返事は覚えていないのだが、「死んでません」、「生きてます」だったのだろう。

「至急連絡が欲しいということだったのですが、なんでしょう」と聞くと

「調べますので、電話を切ってお待ち下さい」という返事が来たので、電話を切った瞬間に

不安になった、当方の電話番号を教えてないのだ。

暫くすると、携帯に電話が掛かってきた。不思議だ、どうして番号が分かるのだ。

掛けたのは携帯から代表電話へ、番号非通知ではないので、どこかに記録は残るが、転送先

にも此方の番号が出るのだろうか。

内PHSだろうと思うが、便利になったものだと感心した次第だ。

看護師さんが言うには、妹に電話して話しが分かったので、もういいそうですとの事だという。

当方はそうは行かない。至急連絡して欲しいという話だったのですがと食い下がる必要もないが

食い下がると、電話を回してくれた。

相手は医事課のメンバーだ。

保険に入っていないので、治療費の支払いとその額に不安というか、問題有りとの認識があり

問い合わせてきたのだ。

市役所で申請した帰りに、妹の家には行き、顛末を報告したのだが、電車で移動していたので、

面倒くさいので、途中駅で下車せず、そのまま徳島まで行き、弟のアパートを訪問し、

郵便物から住所を確認して、高速バスで帰宅してしまったのだ。

手抜きをするとこういう混乱が生じる、反省点だ。

医事課側としては、保険証の実物を手にして見ないと不安なのと、数日で退院という認識だった

ようだ。私の見解では、内視鏡の写真、白血球の異常な数、血圧の改善がない、痩せ衰えた

容姿からして数週間の入院はあると想定していたのだが、転院を模索しているのかも知れない。

転院先を探して欲しいとお願いしたのは私なので、当然の事なのかも知れない。

結果としては、大した話ではないが、焦りまくった30分だった。

月内に一度、病院へ行く予定ではいたのだが、早めないと駄目なようだ。

ゆっくりするには、3連休が必要なのだが、交代要員のいない職場で、休むのは難しいし、

欠勤も手なのだが、それでは補助するお金の拠出原が少なくなり現実的でない。

年金、退職金に手をつけるには、愛妻の暗黙の了解が必要だが、これが一番難しい。

何故なら、弟を嫌っているからだ。

妹も未だに云うのだが、父親の死亡保険金が3000万円(間違いだと思うがそういう)あったはず

更には、預貯金もあったがそれは何処へ消えたのだと。6日にも云われてしまった。

この前に返した妹名義になっている土地の権利書を譲渡すれば、最低でも500万ぐらいには

なるので、やれと喉まで出たが、相手は末期ガン患者、止めた。

10年も適当に遊んで暮らしているとその程度の保険金等は消えてなくなるのだが、それ以上に

妻が嫌がっているのは、補助してもそのお金がパチンコ、競輪、競艇に消えてしまうという不安

不満だ。偶に、会った時、そういう話をしていたのだ、妻の目の前で。

そういう話題しかないので、そういう話をしたのだろうが、しない方がよい。

特に、将来、一人暮らしになり、親族の世話になる可能性のある方々はだ。

するなら女遊びで悪いのに騙され、すっからかんになったとすり替えて話せば、同情をかうかも

知れない。

因みにわたし、競艇、競馬、競輪、マージャン、パチンコ、女遊び等など、全くせず。

タバコは30代で禁煙、酒も付き合い程度で最近は全くと言えるほど飲まない。

趣味は仕事、鉄砲、居合、一人旅、写真だったが、最近は何もなくなってきた。

あるとすれば、ブログへの日記記帳かな。