以前から軽微というか、そういう程度の悪戯が偶に発生していたのが聞き流してした。
我々の作業に直接的に影響を与えなかったからだ。
ところが最近はエスカレートして、カランの押し釦を外し、其の中のOーリングを取り出し
湯水を止まらなくしたり、ドライサウナの温風出口にタオルをすて、それが加熱し、焦げ臭い
臭いが充満したり、一歩間違えば危ない方向に進みだした。
最初は子供の仕業と思われていた車への悪戯も彼等ではないかと疑りだした。
「証拠隠滅をしてしまったのだ」で書いた車への悪戯だ。
これは警察が来て指紋を取ったので、らしい人のと照合すると面白いのだが、出来ないのだ。
センター長以下我々末端までが怯んでいるのだ。
怯んでいる証拠は監視カメラの設置だ、監視してますよという位置に取り付けるのだ。
だから監視されてる場所では悪戯がなくなったが、監視されてない場所でやるようになっ
たのだろう。
止めなければならないのだが、止める手立てがない。
清掃係の人達は、彼等を特定しているというのだが、いかんせん証拠がないのだ。
証拠を掴むために、サクラの入浴客を2~3人入れておき、現行犯で捕まえる事を
考えているのだが、その2~3人の確保が難しいのだ。