全身浴とジェット浴の塩素計が気付いたのが同じ頃の12時少々の時刻、0.05~0.70PPMの範囲
ぐらいでパラパラと振れている。
慌ててDPD試薬で計測すると、0.3PPMぐらいなので、安心するが、ポンプのオンオフ制御が頻繁に
行なわれて、リレーが壊れる事が頭に浮かぶが、スイッチを切るには切れず。
浴槽でなにか起こったのかと、調査に行くが、ジェットは女風呂で入れず、だが、全身浴は男湯なので
浴室に入るが、お客が3人ぐらいしかいないのに、シャンプーの臭いが凄まじい。
脱衣室の清掃係に何かあったかと聞くが、「何もない」との返事、お客が少ないがこんなものかと聞くと
少し前までは、洗い場に座れないほどの入浴客がいたという。これで臭いの原因はわかったのだが、
洗剤は中性なので、塩素計には外乱を与えないはず。
どうしようかと悩むが、ほっとけないので、兎も角、女湯の方の塩素計については、隔膜を交換、
すると、値の変化がピタリと止まった。隔膜に穴が開くとこういう現象がでるのだ。
当該の隔膜を交換したのは、2月なので、寿命なのだろうと判断したのだが、男湯の当該隔膜は
5月末に交換したばかりなので、躊躇する。
仕方ないので、強制的オーバーフローを実施し、お湯を4トンばかり入れ替えるが収まらない。
仕方ないので、塩素計の前で立ち番、すると不思議な動きをする、ぱらぱらと変化してした値が
0.3ぐらいで保持しだしたのだ、安心すると、また、パラパラと変化する。
こういう動きをした2時間ぐらいした後で、0.3ぐらいで安定してしまう。
不思議だ、どういうことなのだろう。
この現象、引き継ぐかどうか悩むが、黙っているのも、嫌なので、
15時前に引継ぎが出勤して来たので、現象を説明し、隔膜の購入を購買係へ依頼して欲しい旨を
お願いするのだが、ごちゃごちゃと言うのだが、強引に押し切る。
全身浴の隔膜も交換したかったのだが、予備が少なく、見合わせたとも伝える。
彼は11日から長期休暇、その前に面倒なことはしたくなかったのだろう事は分るのだが、
もう一人、責任者なのだが、彼に頼むと口下手なので購買係ともめるだけなので、面倒なのだ。
これも、設計不良が主因なのだ。
ろ過器の前にセンサーを付けているので、ヘアキャッチャーを通過したようなゴミが隔膜を傷つけ
るのだ、フローセルにゴミが流れこんでいる事を目で確認できるのだ。
このゴミが隔膜にあたり微小な穴を開けてしまうのだ、どうしようもない。