引継ぎで何の問題もないとの事で、ノンビリと定時データを収集している時にパトライトが点滅。
電話が来るとパトライトが点滅するようになっているのだが、これには慣れなく、何時も慌てるのだ。
連絡はスチームサウナの温度が低いというのだ、驚いた。
ピンときたのは、スチームサウナ装置のトリップ、原因不明なのでトリップと表現、どうしようと
いう気分で頭が混乱するが、兎も角、装置がある場所へすっとんでいくと、動いている、それも
正常にだ。正直、ほっとする。
頭に血がより以上に上ったので、フロントに文句を言いに行ったのだ。
「誰?、スチームサウナの温度が低いと電話したのは」と声は小さいが顔はこわばっているのが
私にも分る。
「私、清掃の○○さんに云われて」と答えるので、
「お客さんに言われたのじゃないの、えー、○○さんなの」
○○さんはクシャミの件でも、大騒ぎする人なのだ。クシャミで騒げなくなったので、温度できたか
という事が頭を過ぎる。その時、○○さんがきたので、温度を聞くと50度だという。
「設定温度は46度なんだけど」と答えると
「お客さんが皆、云っている、聞いてみて」と来た。
またまた、皆という言葉が入っている。
そこで、「もうこの話しはやめ」と宣言し、彼女との話しを止める。
直ぐに、フロントへ行き、「お客さんで、スチームの温度が低いとクレームした客はいる?」
と聞くと、いないという回答だ。
ここで、対処は止める。
この様な話しは、昨年もあったのだ。
クシャミ対策で換気窓を開放しっぱなしにしていた時、浴室の温度が下がるのは当然なのだが、
この下降に引っ張られ、スチームサウナ室の温度が下がってしまうのだ。原因は出入口の
構造が悪く、熱が逃げてしまうのだ。改善策を提案したのだが、費用の問題で、解決していない
のだ。こういう事、彼女もよく承知しているはずなのだが、忘れてしまうのだろう。
○○さんの交代後に△△さんに状況を聞くと、そういう話はないとの事だ。
但し、△△さんは換気窓を寒いので閉めたという。
こういう調整が必要なのだが、どうしても出来ない人がいる。
私も含めて、安い給料で人を集めると、こういう人ばかりになってしまうのか。
今日は雨で、気温も低いので、換気窓を開けっぱなしにすると、浴室の温度が下がりすぎ、
スチーム室の温度が下がるのは確実、さて、どうする。
クシャミが出ないのは、木、金、土の塩素計の動きを見ていて確実なのだが、支配人の指示
に逆らうような、依頼というか要請というか、そういう事はしにくいが、どうする。
この支配人もど素人もいいとこなのだが。