HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

面白い反論がきました

まずは、コメントを頂き、ありがとうございます。

「公的予算は、支出型予算でですが、本案に落ち着くまでには何度も調整を経たものです。
当初案から、どれだけ優先順位を決めながら、コストパフォーマンスを行いながら調整されたのでしょう。
と言うことは、もともと110~115を100に絞り込んだと見なすから、影響度が4.7%でも大きいのです。
企業でも、10%下がれば営業収益は当初よりもダウンしますよ。家計をやりくりは、何かをやめることですよね。
だから、何かを辞めることになると言っているし、新年度の予算のほぼ確定時に、再度予算編成をすることの
エネルギー、一部には執行できなければ地元企業は売上が立たなくなるなどの関連した弊害が発生することに
なります。貴方の年齢なら、社会の仕組みですからお判りのはずですよね。」

今までの民間会社での経験で答えれば、

「もともと110~115を100に絞り込んだと見なす」、ここに裏があります。

本来は100でよいのに、110~115で提案し、調整という査定を受け、100に持っていくのです。

なお、売上げは、110~115が実現可能でも、100で提出し、期末で100以上を計上します。

これを巧くできる方が出世します。

「10%下がれば営業収益は当初よりもダウンしますよ」、此処も、民間会社では違います。

売り上げが10%下がるようであれば、期の途中でも支出を減らし、利益は確保しようとします。

株主対策や株価維持もあり、民間会社では当然でしょう。

組合の無い所では、まず人件費が減らされます。

組合の強い所では、外注経費、賃貸料、挙句はエレベータを止めたりして電気料が減らされます。

「家計をやりくりは、何かをやめることですよね」、会社も同じです。

家計では旦那の小遣が減らされます。

会社で一番影響を受けやすいのは、研究開発費でしょう、何度も減額や停止をされました。

研究開発を停める分けには行かないので、費用の捻出にそれは苦労しました。

国や都道府県、市町村がまともな民間会社と同じで何がまずいのでしょうか。

ここが、反論された方と、違う点なのでしょう。

更には、福祉、医療、年金は高負担か減額か先延ばしされてますので、道路が聖域というのも

おかしいでしょう。

「再度予算編成をすることのエネルギー、一部には執行できなければ地元企業は売上が立たなくなる」

と書かれていますが、エネルギーは大いに掛かるでしょうが、それは議会等々の大きな仕事でしょうし、

地元企業の売り上げといっても、

大部分、道路関係企業でしょうから、思うほどの影響はないのでは、額も467億ぐらいですし。

根拠は道路特定財源なので、道路以外に使用してないという前提での企業の推定です。

「貴方の年齢なら、社会の仕組みですからお判りのはずですよね。」とあり、何を判って欲しいのか

判らないのだが、社会の仕組みと言う点から推測すると、仕組みを変えたくない、前例のない事はし

たくない、面倒なことはしたくない、波風を立てたくないという所では案外一致しているのだが、ここで

一歩を踏みだすか留まるかの判断が違うのだろう。

私は一歩踏み出そう派です。

個人的には、1100km強しか月に走らないので、150円のガソリンが125円になっても、2750円/月

程度しか、影響がないので、金額的にはどちらでもよいのだが、世の中の仕組みですから諦めろという

感じのことが嫌いなのだ。

上記の額は通勤に使うガソリンで計算、遊びに行くときは、ガソリン代等、気にしないので、計算にいれて

はいない。

以上が反論というかご意見に対するコメントです。