HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

ガソリン値下げで国民生活が混乱するか

朝、そうそうにテレビを点けると、ガソリンの値下げ後の値上げで国民生活が混乱すると放送していた。

放送の内容は、4月1日にガソリンが値下がりし、再議決後に再び、値上げすると生活が混乱する

という趣旨のようだが、しますかね大部分の購入者が、またスタンド側も。

混乱という意味の取り方だろうが、どういう混乱を彼等は想定しているのだろうと思ってしまう。

するとだ、マンションが今値崩れしてるようだが、これも、混乱をさせるので、よくないという発想か。

全てのものが、殆ど変化しない成熟した経済、見方を変えれば、沈滞化した経済、物は捉えようと

その人の立場で変わってしまう。

私に言わしめると、そういう放送こそ、社会を混乱させるデマの流布だと思うのだが。

感覚的には、125円のスタンドへ入り、そこが150円だと、25円の損をしたという一時的感情が

湧き起こるが、これを混乱と表現するなら、その通りだろう。

逆に150円だと思い入ったスタンドが125円だと、25円徳をしたと思い、余計な買い物をしてし

まう事を混乱と称しているのだろうか。

案外、両者のことだろう。

こういう事を発想する方は、個人輸入や外貨預金はしない、できないだろうが、手を出さない方がよい。

個人的にはそれでよいが、そういう人が輸出入を扱う会社に勤めたらどうなるのだろうかと心配

してしまう。

輸出会社なら円安に誘導、輸入会社なら円高に、為替が変動すると過剰に当局への参入を

叫ぶのだろう。

その結果、自分の会社は損益を確保するが、当局が為替損益を被ってしまい、その後始末は

税金でというパターンにするのだろう。

そろそろ脱却したらどうだろう。