HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

三浦元社長への支援

日本の最高裁判所で無罪が確定している彼がアメリカで逮捕されたのだが、これには

日本国として、嫌でも彼を助ける為の協力をしなくてもよいのだろうか。

彼が日本に居れば、逮捕はされなかったし、引渡しもされなかったと考えると、法律をたてに

したアメリカの拉致とも思えるのだ。

北朝鮮は日本の主権の及ぶ所から日本人を連れ去ったが、彼等の国の法律には違反していない

のだろう。アメリカはアメリカの主権が及ぶ所から日本人を連れ去ろうとしている。

大きく違う点は主権が及ぶ、及ばないという事だが、共通しているのは、日本人、それも日本では

罪に問われない人ということだ。

アメリカには殺人罪に時効はないようだが、逮捕状にも期限がないのだろうかと疑問に思う。

それも、1988年(?)に発行された逮捕状に基づいているらしいので、日本の常識と全く違う

様に思う。こういう常識の違いで国外で争いに巻き込まれた場合、国の助力がないと個人では

難しいのではないか。

イラン、イラクアフガニスタン等々で日本人が誘拐された時と同じ対応をする必要があるのでは

ないかという事だ。

偶々、アメリカなので法律で争えるので、法律で争う上でのお金、知識、人材の援助をすべき

と考えるのだ。彼がいかに疑惑の人であろうともだ。

感情的には、アメリカで処罰されても致し方がないような感じもするが、日本の司法制度、取分け

最高裁判所を小ばかにしたようなアメリカの対応には、抵抗する必要がある。

アメリカの要求があれば、捜査資料等を出すという法務大臣の下では難しいかもしれないが、

精一杯の努力はするべきだろう。

法務省が動き難いなら、外務省に期待したい。邦人保護という事だ。