私の気持ちは時間と共に、冷めてきたが、女房の方はその気になってきたようだ。
百合丘の物件、一度、連れていったのだが、その後、一人でも下見に行ったそうで、その論評
は、周辺の居宅に比べると、質素に思えると言い出した。
確かに、周囲は邸宅風なのだが、当該物件は、何というか、和風のこじんまりしたものなのだ。
推測するに、止めようという意思表示なのだろう。
以下は昨日、12日のこと。
9時ごろ、見川に行きたいが、11時30分までに帰ってこられるかという。
同僚と約束があり、出かけなければならないのだそうだ。
その方は、日立で雑貨屋兼軽食店を兼業しており、新しい雑貨が入ると招待されているのだ。
迷惑らしいことを言うが、楽しみなのだろう。
すぐ出かければ、かえってこれるというと、化粧をしだした。
分らん、心理が。
一度出かけているので、道に迷うことなく到着。
その家だというと、どこ?と聞き返す。写真の雰囲気と大分違うのだ。
写真では、その家だけが映っているが、実際に目に入るのは、周囲の家も含めてなので、そうは
大きくも立派には見えないのだろう。
本当に120坪もあるのとひつこい、裁判所だから嘘は言わないだろうというが、納得しない。
裏も見たいというので、裏手に回ろうとするが、回れない。
玄関向きは整地されているが、裏手はごちゃごちゃなのだ。ミニ開発の所以だろう。
結論的には、周囲を他の居宅に囲まれて、清々とした雰囲気ではないのだ。
帰ろうというので帰る。
途中、法務局によるかと聞くと、立ち寄らなくてもよいという。
多分、気に入らなかったのだろう。
いろいろ見ていると、住めば都か、我が家よりよい所はないのが、身にしみる。