HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

皆さん、様子見で逃げ腰だ

遅番で、出勤すると、先輩が、リハビリプールの塩素投入装置がおかしいので止めてあると

引き継ぎをしようとする。

なにがおかしいのですかと聞くと、塩素濃度が2.0ppmまで上がってしまうのだという。

入らないのではなく、入りすぎるのでは、装置を人間が適切に入り切りすれば、当面は

大丈夫なので安心するが、誰が、そう言ったかと聞くと、Cさんだというので、不安になる。

そこで、止めてある装置を動かすと動かない、異常表示が出るではないか。

高すぎて入らないのではなく、全く投入できないではないか、話が全く逆だ。

先輩も拙いと思ったのだろう、装置を二人で調べると、検水部に水が全く入ってきていない

のが、一目瞭然になる。検水部入り口のパイプを外すが、水が流れ出ない。

また、Cさんがなにかやったかと思い、二人で配管を辿るが、

電磁弁の入り口までは流れているので、その直前にある電磁弁が故障のようだ。

故障なのか壊したのかは明確ではないが、電気回路までは、調べられないので、ヒューズが

切れていないかを見るが、切れてはいない。そこで、電磁弁の故障か回路だろうと判断し、

交換なのだが、ヒューズ以外の予備品がないので、業者に修理依頼をするしかないのだ。

先輩は、館長に直接依頼するのではなく、部長に連絡し、了解を貰ったあとで、依頼して欲しいという。

どうも、管理会社の責任云々の話なのだろうが、分りましたと答え、引継ぎを終了する。

その後、部長に連絡すると、これまた、ぶっ飛ぶような回答がきた。

館長に報告をせず、そのままで運転せよという、理由は水道水だから大丈夫だとのたまう。

多分、プールの塩素濃度の下限制限を知らないのだろう。

相手にしても仕方がないので、分りましたと返答し、話を止める。

ほっといて、プール熱や結膜炎がでると、拙いので、プール管理責任者に連絡し、手動で塩素

を投入してもらうことにし、少ない塩素缶より、1缶、20リットルを提供する。

これだけの量があれば、1ppmを保っても一週間は持つのだが、面倒なのだ。

なぜ、このぐらいの事が、ぱっぱっつと進まないのか、不思議なのだ。

今日も、午後から仕事だ、さて、プールから何時、直ると聞かれるとどう答える。

逃げ出したいが、引越したいし、息子の治療費はいるしで、仕事は当分、やらねばならぬし、

困ったもんだ。