HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

現象を歪曲して論じる人達

「勘違いの人達」と同じように、

産経新聞の「安部首相に申す」というコラムの中で、すごい文章があった。

以下、一部だが流用すると、

「戦後日本に横行する不条理と不合理、気概と品格の欠如、戦後体制のあしき澱を打ち払い日本

再生の戦いをやり抜くしかなかったはずだ。

テロ特措法延長の重要性、それが日本国の自立、ひいては北朝鮮、中国およびロシアの脅威

への対処とどうつながっていくのかをこそ首相は語るべきだった。」

こういう考えの持ち主の方が首相に激を飛ばしてしたとすると、病気にもなる。

多分、これは美しい国づくりへの章なのだろうが、最終の姿が見えてこない。

一体、どこの国を想定しているのだろう、それとも、世界唯一の国を目指せと云っているのだろうか。

言語明瞭意味不明だ。

テロ特措法延長の重要性の下りも困った提起だ。

誰にも説明できないだろう。出来るとすれば、記録として残らない、残っても恥とならない立場の

人達の見解だろう。一国の首相が述べるには、恥ずかしすぎる。

確かに、

自衛隊が行くところは非戦闘地帯」云々

「人生色々、会社も色々]

という面白い言葉を答弁した方もいるが、

日本の自立、ひいては北朝鮮、中国およびロシアの脅威への対処という点で述べると、

日本の対米従属が鮮明になるだけだろう。

専門家による専門家の批評に耐える説明を聞きたいものだ。

当然、情緒的なものでは困る。