HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

夕張市のゆったりした破綻

夕張市のゆったりした破綻

夕張市の優雅な破綻」で記録したが、企業が倒産するのは違い、市町村の破綻って恐れる

ことはないのではないか。

これもNHKスペシャルを見ての判断なので、テレに局の編集に惑わされているのかも知れな

いけれども。

記憶に残ったのは、住民税が3000円から3500円になったのと、総合病院が診療所に規模

縮小されるということと除雪の話題、と福祉バスの廃止の件だ。

(1)住民税について

500円上がったといっても、年に500円で大したことじゃない。

今年の何月からか忘れたが所得税と住民税の税率交換(?)による住民税のアップの方が

はるかに痛い、500円なんてもんじゃない、低所得者層にとっては。

(2)総合病院の規模縮小

ベッド数が131床で入院患者が30人と放送したように記憶しているが、これだとその病院、

既に破綻しているか、病人は近在の病院へいつからか不明だが、移っている証拠で、

市の破綻とは直接関係ないと想像できる。

近くに、立派な赤十字病院があるのには驚かされた。この病院、地図で診ると近いし。

透析患者の話もでていたが、その程度の病院で透析しているとは、これまた驚いた。

(3)除雪の話

これにも驚いた。個人の家の屋根の除雪を市がやっているような放送だったが、間違いでは

と思う。なにかむちゃくちゃ。一人暮らしの老人の自宅だとしても、やりすぎだ。

道路の除雪開始基準が10cmから15cmに為ったのは、大変だろうが、雪の殆ど降らない

村に住んでいる者として、想像できないのは積雪が10cmある道を走るという行為だ。

11月初めに北海道へ猟に出かけるが、積雪がある道は走らず、そうそうに帰郷してしまう。

それと、更に驚いたのは、山の中(?)に住んでる方の交通を確保するために、除雪するらし

いが、これも、その方に街中に退避してもらうのが筋だろう。

退避するという話は別の番組でみた記憶がある、長野県だったか?。

(4)福祉バスの廃止の件

料金が200円から300円になって、継続したようだが、その理由が、廃止すると患者が

重症化し、医療費が多く掛かるようになるので、継続となったそうだ。

これもテレビ局の編集の為かも知れないが、お粗末そのものだ。

なぜ、予想原価計算しないのだろう。

更には、夕張市では保険料を支払えない低所得者層の国民健康保険証を取り上げるという

暴挙は実施していないのなら、それは立派だが、ちょっと考えられない。

また、この福祉バス、山の中(?)に住んでいる人の近くまでくるのかな?

我が村では、この福祉バス評判が悪く廃止、理由は年寄りが福祉バスの停留所まで行けない

というので、今は乗り合いタクシー、これは自宅まできてもらえる。

我が村の年寄りと比べると夕張の年寄りの足腰はしっかりしているのか、高齢者が少ない

のか、いずれか両方か!?。

夕張市が夕張村に移行するという話がでないことが不思議で、意識改革がまず始めと思う。