HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

死ぬんだと思った話

1月1日の13時30分、携帯がりんりんとけたたましくなった。

携帯の所持者が三人いたが、私の携帯だと一人がいい、出ろという。

仕方ないので、携帯をとり、発信者を見ると、健康管理センターとなっていた。

これを見て、恥ずかしいことに、パニックにおちいる。

定期健康診断に異常があったから、日赤のドッグからの呼び出しと早合点、聞かれたくないので

居間から庭に裸足で飛び出してしまった。

庭で「もしもし」、相手も「もしもし」これの繰り返し、やがて相手より「寝てたの?」、寝てたので「ええ」

相手が「電話間違えました。すみません」で切れてしまった。

居間に帰り「切れてしまった」というと、「健康管理センターから、どないしょ」と頼もしい女房に。

「通話相手の名称が出てるの?、日赤に教えたの?」

ここで、我にかえる。日赤に教えたのは、家電の番号だけ。すると、自分の勤務先!?

そういえば、聞いた声、同僚の太い声だと気づく。

ここで、安心したのか娘が怒り出す、慌てていたので、娘を蹴っ飛ばしたのだそうだ。

全然、記憶にない。

お腹が大きいと、少しさわっただけでも、響くのだそうで、

「すまんすまん」、「ごめんねえ」の謝り一方。

調子のいいこと言ってても、やはり、命はおしいのだと、二人に見せ付けてしまった。

恥ずかしい年初めでした。