HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

年寄りは寂しいのだそうだ

年寄りは寂しいのだそうだという話を14時間連続勤務より帰宅時に延々と聞かされる。

そんな事、以前より分かっていただろ!と云いたかったが、黙って聞いていた。

話の筋は、4つか5つかあり、記憶にあるものを書くと

1)80歳近くになって女性を紹介され、付き合っている人
  非常に批判的な口ぶり
2)腎臓の手術をするという65歳の女性、この方は親戚
  65歳だからもう十分でないとの意見に臍をまげる
3)石碑の建立というか見学というか、寄付というか、そういう話
  感覚がおかしくなるのとのご意見
4)詩吟会の役員会出席の話
 練習会にはでなくて、役員会にでて何してるのだろうとの心配
5)漁業法違反の話
 年寄りは義理堅いという感じの話し振り

以上の話に、両親がかかわっているので心配しているのかも知れない。

共通しているのはお金で、心配は遺産なのかも?

話の中で「年をとってからの離婚や死別は地獄への一歩だね」の発言にうなずいたのには

驚いた。ショックだったのかも知れない。

1)の方は近所の方で、多分、昔の同僚かと想像。女性を紹介され3人で旅行に行っているそうだ

何で3人なのか聞くが、答えなし、相手の年を聞くが、知らないという。

母親は娘に知らせようというが、父親はほっとけといっているらしい、私はと聞くので、いいんじゃない

と回答。本人が話しに来るそうなので、それも信じられないらしい。

大きな家に一人住まいは寂しいらしいが、この世代、年金を沢山もらい、リッチなのだろう。

2)は叔母のこと、以前に手術したはずので、腎臓ないはずだという。おかしいという。

ガンなのではないかと聞くが、絡まったのでとるのだという。手術する病院はどこと聞くと、

元会社の総合病院だという。ガンの地域中核病院にいやいやながら指定されたので、ガンなのだろうと

分けの分からない理由でガンと私が診断。

そういう話をする為にわざわざ、60kmぐらいの距離を走ってくるから、相談相手がいないのか、

お金の借用に来ていると思っているらしい。

以前に倒産した時もきたそうなのだが、その後、高速道路用に土地を売却したはずなので

逆にガッポリ持っているし、立派な息子もいるが、立派過ぎるのかも。ここも二人暮しで、大邸宅。

3)は筑波山神社に石碑を建立し、バスをチャーターし見学に行った話

これは、石碑を建立した方の碑文を書道の先生が書いたので、建立者と先生と仲間で

見学に行き、神社で接待されたという話し。こんなことでよく人が集まり、バスのチャーター料金も

ケチだと信じていた先生が全額負担、驚きだったらしい。

先生が大分寄付したらしいので、親父も寄付したと思ってる節がある。

また、神社紹介の寿司屋で昼食をとったらしいので、そこにも出掛けて見たいらしい。

4)の内容、はっきりしないが、若い時といっても70代前半、めんどくさがっていた出席に最近は

いそいそと出掛けるがなぜ?という話だったような。

5)は兵隊時代の仲間の話で、鮭の密漁で警察に捕まったので、なんとかしてとの話があり、

現役はなれて20年云々で罰金を払えという説得をしたらしいが、その後日談を報告に来たそうだ。

免許を持っているので、なぜ、捕まるのか分からない。

狩猟免許と一緒で登録がいるのかも知れないが、不思議だ。

ここも奥さんと二人暮しで、奥さん入院中、広い家らしい。

83歳らしいが、よく車を運転してくる。

帰りに駐車場で車をぶつけたそうだ。大きな車に乗るからだ。

女房が80歳になっても車を運転すると言っていたが、その証拠の一つなのだろう。

ここまで書いて、6)番目を思い出した、本人、病気をして入院したいらしいが、健康体、

残念がっているとの事。まだだま、生きそうだとの話。

長寿の家系だから、私より長生きする、遺産相続できないね云々

こういうとりとめの無い話が0時過ぎまで続いた。

おかげで、よく眠れたけれど。

こういう話に反論もせず、相打ちを打ちながら、聞くのが夫婦円満の秘訣なのだろう!

大分慣れてきたが、逆にこちらからも何か下らん話をする必要があるのか否かが分からん。