昨日、NHKで働けど働けど暮らしが楽にならない人達のことをワーキングプアと称して放送してた。
あ、自分もワーキングプアの部類に属するなと気づかされた次第。
しかし、恥ずかしいなどとは、家族は違うが、本人はまったく思ってない。このミスマッチの壁は大きい。
この番組をみてて、感じたのは、這い出そうとしてる方はそうだが、今の生活を
楽しんで(楽しもう)いる人達には失礼な内容だった。
でも、紹介されてた人達も本気で抜け出そうとはしていないようにも感じたのが不思議だ。
団塊の世代の多くは、大学へアルバイト(食うための)しながら通ったり、
親の進める結婚をせず恋愛結婚したり、親のあとを継がなかったりして、現在がある。
決して安易な道を歩んできていない。
家業を継ぐのが嫌で、浪人も出来ず、兎にも角にもそこにある大学へ入り、
親からは授業料のみの補助、食費や家賃は奨学金で、毎日がコッペパンとマヨネーズの生活を
4年続け、この間、勉強しまくり(金がないので止むを得ず)、地元へ帰らず、北関東とういう東北
に就職、親の進める見合いをことごとく断り、恋愛結婚(今は後悔!)
結局、家業は廃業、59歳誕生日を目の前にして、ワーキングプア分類で生活。
しかし、60歳で年金生活に入るとワーキングプア分類から自然脱却なのかな。
親は親、子は子として、団塊ジュニアに安直なことを認めてしまう傾向があり、一世代上に不評なのだろう。
さて、そういう道を歩んできたものから見ると、番組出演者達は甘いというか、無計画というか・・・・
1)路上生活者の30歳代の方、住み込みで働ける所を探しているんだとか?
何という無謀でかつ甘ったれ、三畳のアパート探し、家電持てよといいたい
2)僻地化した所で農業を遣っている大家族の方、イチゴの品質よくないんじゃない?
それと、農協他を信用というか、頼りすぎてるんじゃない(想像ですが)
子供たちが親をよく支えていて偉いが、親を捨てる勇気を出せといいたい
親の農業を継ぎたいという息子がいたが、やがて大成するかも
3)小さい子供を抱えた片親の53歳のおとうさん、働けど月給20万?
奥さんが病死したのが、敗因だが、1)の方のようにハローワークへあしげにかよったら?
アルバイト3つもしなくても、20万ぐらいの仕事、簡単に見付かる
子供の面倒を見すぎかな「親が反対してもわが道を行くという」自立心を育てなきゃ。
判断基準を経済活動(指標)においているので、そういうことになるのだが、年収200~300万
で、心豊か(満足感を持って)に暮らしている人を敗者とするのだろう。
経済活動としては、右肩上がりでないと困るのは理解するが、右肩上がりというのはマルチ商法
(ねずみ講)必ず破綻がくる。