HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

東大卒

[口を割らないホリエモン]で書いた東大卒のイメージは次のような背景で創られた
当然、仕事柄、理科系の人だけて、文科系は全く知りません。
更に今の東大卒は全く知らないが、昭和40年代前後の彼らはすごかったですよ。
一言でいうと理屈が通ったんです。屁理屈にも理屈で徹底的に論破されました。
僕らそれで訓練されたんです。今で言うディベートなのかな。

入社したときの部長が東大、課長が阪大、係長が東大、主任が九大、同期が京大、明大他
多分、最後の時代の学卒。一言でいうとキャリア組。
二年目に配置換えされたとき
そこの部長が東大、課長が東大、係長が京大、主任が東工大、部下が東大
四年目に配置換えされたとき
部長が東大、課長が岩手大、係長が九大、主任が東工大、部下が北大他
この体制がしばらく続き、やがて
部長が工場長となり
後任部長が東大、課長が東工大、係長が東大(元部下)、主任が私、部下は色々

やがて、能力不足がばれて関連会社に出され
部長が金沢大、課長が岡山大、係長が私、主任が東北大他、部下は色々
の中で過ごすことになったが、雰囲気は全く異なりました。
そのうち、部長が役員になり
部長が岡山大、課長が北大、係長が私、主任が東北大他、部下は色々
金、金、金の時代が長く続き、
部長が北大、課長が私、係長が東北大他、主任は色々
皆さん、技術者って感じでマネージメントというか戦略のない世界に、
正直というか、専門バカというか、違うんです。

学閥もあるんでしょうが、仕事と金をどこからか工面してくるのが東大卒、豪いものです。
オイルショックの時、仕事もないのに残業(勉強)させ、人員をキープし、やがて黄金の
時代を造ったのも東大卒の部課長。
所属課の残業が全社トップ、課長、部長、工場長が東大卒、工場長はやがて社長に
なりましたので、普通ではないラインでしたけど。

どんな論陣を張るのか、ホリエモンの裁判が楽しみです。