下記の記事の息子さんの解法の解説を数度読むが理解できないのだ。
”「40÷5は?」「5+5が10で4+4が8だから答えは8」割り算を巡る親子の会話
小1の息子はどう解いた?”
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1704/28/news123.html
解説に
”有力とみられているのは「10×4=40」「5×2=10」ということを前提に解答したという仮説です。
つまり「10は5+5で、40は10+10+10+10。
『5が4つ』が2セットあるから、4+4で答えは8」というもの。”
これだと、割り算は知らないが、掛け算は知っていたという事にならないの
かと思うし、『5が4つ』が2セットあるから、4+4で答えは8」という解説が
全く理解不能なのだ。
40は、8+8+8+8+8 だから、8が5個あるから、答えは8
と考えたのが分かる気もするが、8が5個あれば、答えが8だとした理由が
分からんのだ。割り算を知らないのだろう。
父親が40は8がいくつあるか、それが割り算の解だと助言したのなら分かる。
いきなり、40÷5は幾らかと聞いて答えが出るはずがない。
割り算をしらないのだろう・・・・、九九を知らないだけで、割り算は知っていた
のかもしれない。
息子さんの解答を補足したものに
「40だから『10が4つ』でしょ。10の中に5が2つあるから5+5が10でしょ?
だから、10の中には5が2つある。つまり2つの『5が4つ』がある。
4つと4つだから4+4が8でしょ? だからこたえは8」
としたのがあるが、これは、
40=10+10+10+10・・・・・(1)
10=5+5・・・・・・(2)
(2)を(1)に代入すると
40=5+5+5+5+5+5+5+5
だから、40の中に5が8回でるから答えは8ということだろう。
しかし、これでも、割り算の概念をしならいと答えはでない。
5だと答えそうにも思うのだ。
この子供にいきなり、1÷3はと聞けば、どう答えるのだろう。
1)1の中に3はないから、0と答える
2)少数という概念もなくても、0.33・・・と答える
3)1/3と答える
質問してみてほしい。