隣の家の裏庭に鶏が穴をほり、何かを啄んでいた。
白い鶏でなく、カラー色裕な鶏だ。
あさ、コケコッコーと鳴いていると妻から聞いてはいたが、泣き声を聞いた記憶が
ないのに、目の前に居たのだ。
時刻は１６時頃、芝にスミチオンを撒き終えて、手を洗い、ホットした時。
最初見たとき、すわり込んで立ち上がれそうになかったので、スミチオンの毒素が
影響しているのかと不安になったのだ。
だとすると、飼い主に怒られるだろう。
暫し、困ったなどうしようと眺めていた所、立ち上がり、首を伸ばし我家に庭を見始めた。
入ってくると面倒なので、猫と犬の鳴き声を出すが、動じることなく悠々とした態度。
ここで、写真を撮ろうと思いつく。
デジカメを取りに書斎へ、戻ると、隣の玄関あたりをふらふら。
この時は、猫に来て欲しかったが、そういう時には来ない。
１６時４０分ごろに、がん患者の会から妻が帰宅。
鶏が居た、本当だ、カラフルな色をした鶏だというと、チャボだろうという。
チャボにしては大きすぎるが、鶏の種別でもめても仕方がない。
捉まえて、カシワにしたら良かったかなと言うと、怒られた。
３軒先の家が飼っているんだろうと言う。
奥さんが入院中、息子が離し飼いなのだろうか、逃げ出したのだろうか。
