HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

前立腺がんの最終鑑別はT3aN0M0

T3aN0M0は前立腺の被膜の外にガンが広がっているが骨、リンパに転移は

ない。

但し、MRIやCTに写っていないということで、細胞的には分からない。

グリソンスコアは4+4=8であるが、小細胞ガン、神経内分泌ガンは見つ

かっていない。

これを聞いて、妻と私から笑顔が自然にでてしまう。

医者も、何で喜ぶのかと思ったかも知れない。

治療方針は、ホルモン剤(カソデックスOD錠80mg)を朝食後に毎日1錠の

み、注射薬リープリンを4週間に1回注射、これを3ヶ月から6ヶ月間行い、

その後に手術。

私のガンは外尿道括約筋近くまで広がっているので、手術時に筋を傷つけてし

まうので尿漏れは必ず起るが、その程度は手術してみないと分からない。

尿漏れパッドで処理できる程度だとは思うとの事だった。

ホルモン治療中にガンが小細胞ガン等に変化したり、発生したりする危険性は

あるが、それが起るかどうかは今は分からない。

尿漏れがどうしても嫌なら放射線しかない。照射日数は私が決めることではな

いが多分、毎日、7週間という返事だった。

医者は手術で目視でガンを確認し、早め早めに手を打って行こうという考え。

私もこの考えに賛成。

次回の診察日は12日、この日は鉄砲検査日なのだが、鉄砲より治療優先との

ことで、予約してしまったが、はてさて如何しようかと言うのが本心。

4週間に1回の注射は、処置室で腹部に行うと看護師から聞いてビビッテしま

う。

妻にいわせると、その処置室は抗癌剤を点滴した所だと言うので、ますます

ビビル。

今日のPSAは5.439、

前回は4.289だから、39日間で1.15増えた。

前立腺を針生検で傷つけたので、それが原因かなと思う。

針生検は右側の前立腺で6本中5本にガンあり、左側は0本だったそうだ。

ガンは前立腺の後ろ側にあると教えられたように思うが、はっきりしない。

ホルモン治療でPSAは必ず下がると云われたが、それ以上は聞かず。

診察が終った時は10時40分だったらしいのだが、呼ばれた時間を

確認してないが、検査詳細情報(血液と尿)を印字した時間が10時14分と

あるから診察時間は30分程度だったのだろう。

最後、妻が何か聞こうとしたが、私は立ち上がり出口へ向かっていたので、次

ぎの患者さんが待ってますので・・・・と云われたのだそう。

何を聞きたかったのかと聞くと、覚えてないというのだが、

妻の医者の評価はお喋りな先生、でも信じて、先生の言うとおりに治療しまし

ょうという。

帰りは妻の実家へ行き、昼飯、当然、昼飯は持ち込み。

医者から痩せるようにと言われているのに、お茶菓子がでるので食べてしまっ

たお粗末。

医者はホルモン剤を飲むと太るので、運動か食事制限をするように言われたの

だが、調剤薬局できくとそういう副作用はないとの事だった。

知り合いの薬剤師なので、いらんことを色々と聞いて妻に叱られてしまった。

あ~あ、疲れた。