正社員を無くした後の流れ
またまた、面白いブログがあった。でも内容は嘘ぱちと思う。
正社員廃止後の社会 残業減り、賃金上がりやすくなる
http://news.livedoor.com/article/detail/9648415/
竹中先生が
「正社員と非正規雇用の格差を是正するための)同一労働同一賃金の実現には、正社員を無くしましょう
と言わないといけない」との発言、しかし何故
「正社員と非正規雇用の格差を是正するための)同一労働同一賃金の実現には、全員を正社員にしましょう
と言わないといけない」と発言しないのかが不思議なんだけどね。
賃金の差、安く雇い入れる制度がないと困るというのは分かるが、私は失言だと思う。
実際の企業では、全員正社員にしても同一労働同一賃金にはならないのは当たり前で、
正社員と非正規雇用ほどの差はでないと思うが。どの程度の差が良いかは難しい。
特に実力主義が叫ばれる昨今、同じ賃金になることはないし、その差は倍ぐらい違うかも。
筆者は正社員を無くすと以下の現象がでると想像している。
1)残業時間が減る
2)派遣労働者が減る
3)賃金が上がりやすくなる
4)再チャレンジしやすい社会になる
5)労働市場の流動化は世界的な潮流
へ~と思う着想。
産業時間で雇用調整という指摘はその通りだとおもうが、ならば、皆が非正規になれば、人減らしが雇用調整に
なる、筆者は首を選ぶらしいが、コスト的には残業が遥かに有利な上に、結局は失業保険頼りかと思う。
派遣労働者が減る、その理由は企業が直接雇用するからだそう。
人を採用する実務をしらないのが明々白々。
戦力にならない人を採用するなら気楽だが、そうでない場合は大変だよ。
収益に関係するから、企業は収益第一、将来に掛けるという視点、育ってるという視点もあるけどね。
賃金が上がりやすくなる、これも何だろう。
企業経営を舐めてるね、筆者は、多分、経営を知らないんだろうと思う。
再チャレンジしやすい社会になる、再チャレンジという言葉が死語になるという事。
だって、契約期間満了時には常に再チャレンジ覚悟だろう。
労働市場の流動化は世界的な潮流、これはそうかも、でもそれに乗る必要はあるのかな~。
アベノミクスの3本の矢、民間投資を喚起する成長戦略、が成就すれば、殆どの人が正社員になれるんじゃ
ないのか。逆に正社員にするという条件がないと人が集らないんじゃないかと思う。