今日は木曜日で休館日の翌日、仕事は遅番なので、ゆったりとした気分で出勤。
つい最近まで、休館日翌日の早番を遣らされ、参っていたが、身分がアルバイトになり
トラブルの巣での早番勤務が激減したのだ。
少し早めに出勤すると、新人が塩素を浴び、作業着がまだらに変色、更に疲れた顔で現れた。
流石に笑わなかった、笑いかったけど、そこまで無神経ではない。
どうしたと聞くと、大風呂の塩素注入配管のエンビパイプのネジ部が折れたという。
折れたネジ部の一部がエルボの中に留まり、外せないし、部品は無いしで、往生したという。
部品は材料屋に駆け込み、何とか手にいれて、詰まり掛けたパイプ内径部を掃除、
最取り付けをし、今は正常に動いているというので、本心ホットした。
今日は、中々昇温しないと思ったので、6時に出勤、ほぼ定温だったので、濾過器を
止められて良かったという。という事は、新人は5時少々に自宅を出たのだ。
もう一つ、トラブルがあり、それは10分毎に昇温弁の動作スイッチを手道で入切りしているという。
現象を聞くと、
バイブラ槽とジェット槽の温度差が7度ぐらいあり、どの位と聞くと、37度と44度だという。
37度を38度にしようとすると、もう一方が45度になり、とても入浴できないという。
バイブラ槽とジェット槽は連結菅で繋がり、温度はほぼ同じ、連結間入り口にタオル等が
詰まっていないかと聞くと、詰まっていないという。
両方とも水位は同じかと聞くと、同じだと清掃係が云っているという。
女湯なのだ、それで自分でチェックできないのだ。
支配人や施設運営者にはトラブルを連絡してあるというので、ホットする。
ごちゃごちゃ引き継ぎをしていると、清掃係が来て、そろそろ10分経過、スイッチを切って
という。お互いに朝から14時まで大変だったな~と感心。
他にトラブルはないよねと彼女に聞くと、朝から、バイブラに気泡が出ていないという。
新人、え~という顔つき、知らなかったようだ。
新人と2人で、分電盤のブレーカーとサーマルをチェック、正常なのだ。
モーターを触ると熱い、振動も音もある回転している様子。
交代時間を20分ほども、過ぎたので、新人を帰す。
すぐに、フロントへ行き、ジェットとバイブラは故障中とするように要求。
支配人、お客からクレームがないので、今のままでも良いのではないかというが、拒否。
色々調べる為には、モータを動かしたり止めたり、弁を開けたり締めたり、濾過器を動かしたり
止めたりしなければならない。その度にフロントへの連絡なんてやってられない。
まず、バイブラに気泡が出ていない原因から調査。
モータ停止し、バルブを操作し、エア抜き、水抜きを実施。
水抜き時に水が出てこない、原因はこれ、何かの原因でエアがかんだのだ。
水が清流の如く流れでるまで水抜き。
その後に、スイッチの接点不良を疑り、バイブラを試験モードで作動させたところ、清掃係が
気泡が出だしたと報告に来た。
次は温度のバランスの悪さの調査だ。
このため、昇温スイッチを切り、バイパス弁を全閉にし、両槽の温度は等しくなるまで放置。
33度で等しくなった。
ここから昇温開始。
順調に1度/10分で昇温、日頃の動きだ。
定温に達した処で、清掃係に温度を計測してもらうと、41度と39度。
制御装置の示す温度は41.5度。
更に、1時間後に温度を測ると、ほぼ、3者が一致。
原因は、バイパス弁の不良で、バイブラ槽に多量の補給水が流れ込み、温度低下と判断。
以上で終わり。
スイッチの接点不良かどうかの確認のため、スイッチを試験から自動に切り替えたが、気泡は発生。
この確認は営業時間内に実施、係長にスイッチ不良と報告、確認試験を営業終了後にやる
と報告していたが、営業終了後は自動でバイブラが動かせないのを途中で気付いたのだ。
明日の早番も新人なので、メモを書いた、丁寧に。
フロントから装置は直ったのかと聞かれ、明日、新人に確認して欲しいと要望。
あ~疲れた1日だった。
バイパス弁の不調は、備忘録に書いてあるのだが、新人、読まなかったようだ。
私が休館日の翌日の早番を嫌がるのを分かったかと聞くと、分かったという。
新人、休館日の翌日はトラブルの巣というのを実感。
16時半ごろ、電話があり、名乗らないので、貴方誰と聞くと、間違いましたといい電話が
切れた。その後、係長がボイラー室にきたので、電話したかと聞くとしたというので、
しまったと思うが後のまつり。
係長、スーツを着て、きちっとネクタイをしていたので本社へ行っていた感じ。
支配人からの連絡で様子を見にきたのだろう。
我が社の部長にまた怒られそう。
3月でクビの方向へまた1歩進んだようだ。