HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

小保方論文の書き方の妥当性

博士とSTAP細胞の論文がコピーだと騒がれているが、まずいのかな~という感じがある。

理由は、目的や手法やゴールが同じなら、同じような論文の書き方になるだろうし、逆に

同じようでないとおかしいんじゃないかと思うのだ。

目的や手法やゴールが同じでも、論文記述方法を過去の論文に抵触しないように

書かないと不味いという考え事態が間違っているんじゃないのか。

同じようだと有り難味は薄れ、二番煎じ的印象は持たれるけど。

小説家や文科系のそれとは違うと思う、彼らのそれは文章事態が権利だろうから。

ただそうはいっても、論文内容に再現性がないのは非常にまずいけど。

再現性があれば、99%コピーでも良いんじゃないかと私は思う。

例が悪い(シンプルすぎる)だろうけど、砂糖水を作る方法を

1)例1

砂糖、10Gをコップに入れ、その後に水を100gいれて、濃度10%の砂糖水を作る

2)例2

水100gを準備し、スプーンで10gの砂糖を用意し、それをまず砂糖水を入れる容器に

移し、そのごの準備した水100gを容器に注ぎ、濃度10%の砂糖水を作る

3)例3

砂糖10gと水100gで、濃度10%の砂糖水を作る

4)例4

水100gを入れた容器に砂糖10gをいれて、掻き混ぜ、濃度10%の砂糖水を作る

まだまだ、遣り方はあるんだろうけど、最終ゴールは同じ、ならば、書き方なんてどうでもよいだろう。

たしかに業界の遣り方には反するだろうけど、本質じゃない。

例1から例4で、同じ味かと言えば違う、掻き混ぜるがあるか無いかで、味が違う。

再現性がないという話も、上記の例では、掻き混ぜるという記載の有無だろう。

小保方さんのSTAP論文の再現性試験で、論文から、何が抜けているかを示せればよいのだが

全く知識や能力がないのが残念だ。

技術者時代、他社特許をみて、同じものを作ってみようとして、できなかった事が多いが、

特許に100%の情報を書いてないのだ、これ当然なんだけど、自社権利保護と他社の追従を妨害するために。

学会発表の論文も同じ傾向、どうでもいい論文は惜しげもなく100%書くけど。

それと、写真がおなじ(おなじよう)だという指摘もあるが、確かによくない事だけど、

同じ経過を辿る場面なら仕方がないんじゃないかと。

これも再現性の容易さと試験手順の繁雑さに関わるけど、上の砂糖水の話だと

写真は撮りなおす、流用は不可だと主張するけど、そんなに簡単にSTAP細胞できるとは思わないから。

小保方さんに甘すぎるかな。

思えば、世間が大騒ぎするような大論文なんだから、不注意すぎるとは思う。

そういう意味では彼女、万死に値する。

しかし、研究成果が捏造だったとすると、

論文に名前を載せた人、飾りなんだろうけど、どういう飾りだったんだろう。

少しは研究に関係したのかな彼らは。

実際に実験をした助手や研究者の人はどうおもっているんだろう、こちらに凄く興味がある。

最後に、小保方さん、研究成果が本物なら、外野の妨害なんて聞き流せと伝えたい。