死を選んだ義妹
子宮ガンが腹膜に転移し、手術もできない妻の妹は、抗がん剤治療も拒否し、
痛み止めを処方してもらい飲んでいる。
モルヒネだろうと想像。
これは死を選択したということだろう。
彼女の人生観というか、若い頃に議論した事と同じ道を進んでいる。
妻の方は、転んだというか、考えを変えたというか・・・・・、しかし、変えたが正解とは思う。
今日、妻から妹が野菜をたくさん購入したので、取りに来るように連絡があったというので、
明日、水曜日に行くと言ったのだが、水戸のマンションを知らないのだ。
常陸太田の方の家は分かるのだが、、、、、元気な内に会っておきたいのだ。
野菜をたくさん買ったというのは、民間療法に走ったという事なら、説得できる可能性有りだろう。
妻もジューサーを購入し、野菜ジュースを飲む予定だったが、一度、私に味見をさせ、
その評価が悪かったので、以来、ジュースは造っていない。
玄米を食べていたが、3日で止めた、妻は、理由は美味しくない。
妻は考えをコロコロ変えるが、義妹の方は頑なに変えない。
姉妹でも違う。
女の価値は義妹の方が高い、それも遥かに、で、惜しいと思うのだ。
彼女は数学、私は物理なので、考えが似通っているんだろうけど。
塾も軌道に乗り始めた所で、止めるには惜しいし、で、治療費が不足なら補助してあげようと
妻に言っているのだが、、、、妹に話しているかは不明。
抗がん剤治療の副作用も大した事はないと伝えると、治療すると思うんだけど、
ガン治療って、金の切れ目が命の切れ目なので、お金は妻の方に回すべきかとも思うのだ。
この立場に立てば、義妹の選択に異を唱えるのは不味いかと。
だといっても、惜しい。
本人に直接確認していないが、娘は子宮ガン、乳がんの検診を毎年受けているらしい。
嘘か真か分からんが、旦那の勤めている会社が検診受診を強く強く勧めるかららしい。
両ガン、早期に発見したら治る可能性があるというのに、妻と義妹は何だ何だと頭にくる。