2日(土)にアンペア容量の不足が起らないかの確認試験を実施した。
結論的には準備不足と時間切れで試験失敗。
当方は朝からやる予定だが、トヨタホームがきたのは、12時過ぎで、出勤まで1時間しか
ない中で途中まで立ち会ったが、以降は妻に一任。
当然、トヨタホームも妻もなんのシナリオ(試験手順)もなし、元エンジニアの端くれとして
でも許されないのだが、相手は素人相手の建築屋と文系の妻で致し方なし。
トヨタホームは持ってきた機器を適当にコンセントに挿していたが、試験する系統ラインに
繋がっているコンセントにと要求するが、どのコンセントがどちらの系統に繋がっているか
分からないと監督がいう。これでは試験にならぬが、ここで出勤時間到来。
考えていたシナリオを妻に渡し、試験を実施。
渡したシナリオの骨子は、実際にあるケースで一番電気を使うと思われる場面の再現。
これが妻の頭には思い浮かばないのにも、参った。
一番電気を使うと思われる場面は、寒い日の午後からの出勤で、弁当作りと昼食が鉄板料理。
これで使うのは、
IH、炊飯器、リビングのエアコン、書斎のエアコン、電子レンジ、蛍光灯、リビングのテレビ、
和室の電気コタツ、、、ですべて同じ系統に繋がっている機器。
之だけ動かすと、東電の”電気の契約と設計”本の16ページに従うと、56.2A。
50AのELBだと遮断が起るはずだが、安全率と各機器の実際の容量が違うので、どうなるの
だろうかと言う興味もあったのだが、、、、、、、、実験失敗。
帰宅後(23時過ぎ)に妻に聞いた所では98~100Aの使用をHEMSが表示していたという。
但し、エコキュートも追い炊きモードだったので、20Aを使ったとすると、
エコキュートはELB監視外なので、20を引くと、78~80A。
どのブレーカーも落ちなかったという。
トヨタホームの人と電気屋は何で落ちないのだろうと話していたという。
落ちないのは当たり前で、2つの系統で78~80Aでは落ちない。
アンペア制限器も付いていないし、片方の系で50Aをオーバーするような機器も付けていない。
エアコンも動かしぱなしで、起動、停止を繰り返していない、これは当たり前すぎて、
そうやれと渡したシナリオに書いてなく、窓はあけぱなしとしか書いてなかったのだ。
定格アンペアが50Aなら、その25%増しの62.5AがELBが働く電流値だろうからかな~と。
トヨタホームから私に伝言を頼まれたのは
1)アース接地のケーブルとアース棒のつなぎ目の保護(電気屋はしない方がいいという意見)
2)分電盤の構成変更(HEMSの変更可否、ケーブル長の不足)
で、今日(3日)に来るという。
今しがた気付いて、物を見に行ったが、エコキュートにアースがあるのかないのか不明。
10時過ぎに監督と営業に電話。
両者とも来る予定はないという。驚き以外なし。
この話は、据付(その110)以降に記録する。