HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

据付(その110);ELB(漏電遮断器)の容量チェック

2日(土)にアンペア容量の不足が起らないかの確認試験を実施した。

結論的には準備不足と時間切れで試験失敗。

当方は朝からやる予定だが、トヨタホームがきたのは、12時過ぎで、出勤まで1時間しか

ない中で途中まで立ち会ったが、以降は妻に一任。

当然、トヨタホームも妻もなんのシナリオ(試験手順)もなし、元エンジニアの端くれとして

でも許されないのだが、相手は素人相手の建築屋と文系の妻で致し方なし。

トヨタホームは持ってきた機器を適当にコンセントに挿していたが、試験する系統ラインに

繋がっているコンセントにと要求するが、どのコンセントがどちらの系統に繋がっているか

分からないと監督がいう。これでは試験にならぬが、ここで出勤時間到来。

考えていたシナリオを妻に渡し、試験を実施。

渡したシナリオの骨子は、実際にあるケースで一番電気を使うと思われる場面の再現。

これが妻の頭には思い浮かばないのにも、参った。

一番電気を使うと思われる場面は、寒い日の午後からの出勤で、弁当作りと昼食が鉄板料理。

これで使うのは、

IH、炊飯器、リビングのエアコン、書斎のエアコン、電子レンジ、蛍光灯、リビングのテレビ、

和室の電気コタツ、、、ですべて同じ系統に繋がっている機器。

之だけ動かすと、東電の”電気の契約と設計”本の16ページに従うと、56.2A。

50AのELBだと遮断が起るはずだが、安全率と各機器の実際の容量が違うので、どうなるの

だろうかと言う興味もあったのだが、、、、、、、、実験失敗。

帰宅後(23時過ぎ)に妻に聞いた所では98~100Aの使用をHEMSが表示していたという。

但し、エコキュートも追い炊きモードだったので、20Aを使ったとすると、

エコキュートはELB監視外なので、20を引くと、78~80A。

どのブレーカーも落ちなかったという。

トヨタホームの人と電気屋は何で落ちないのだろうと話していたという。

落ちないのは当たり前で、2つの系統で78~80Aでは落ちない。

アンペア制限器も付いていないし、片方の系で50Aをオーバーするような機器も付けていない。

エアコンも動かしぱなしで、起動、停止を繰り返していない、これは当たり前すぎて、

そうやれと渡したシナリオに書いてなく、窓はあけぱなしとしか書いてなかったのだ。

定格アンペアが50Aなら、その25%増しの62.5AがELBが働く電流値だろうからかな~と。

トヨタホームから私に伝言を頼まれたのは

1)アース接地のケーブルとアース棒のつなぎ目の保護(電気屋はしない方がいいという意見)

2)分電盤の構成変更(HEMSの変更可否、ケーブル長の不足)

で、今日(3日)に来るという。

今しがた気付いて、物を見に行ったが、エコキュートにアースがあるのかないのか不明。

10時過ぎに監督と営業に電話。

両者とも来る予定はないという。驚き以外なし。

この話は、据付(その110)以降に記録する。