HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

何故政局が悪いのか

辞書に政局とは、

1 ある時点における政治の動向。政界の情勢。「―が行き詰まる」

2 政党内・政党間の勢力争い。特に、与党内での主導権争い。

多く、国会などでの論戦によらず、派閥や人脈を通じた多数派工作として行われる。「―になる」

とある。すると今回の政局は、2に該当し、

”国会などでの論戦によらず、派閥や人脈を通じた多数派工作”に”与党内での主導権争い”が重なったダブル

政局ということになるのだろう。

しかし、幾ら論戦しても辞めない・解散しない首相を辞めさせる手立てが、不信任案提出以外になにがあるのだろう。

大震災をほったらかして勢力争いをしていると多くの人が言うが、争いの元が首相の能力に係っており

1)首相で震災復興ができる

2)首相では無理

という所にある。野党は2)、与党は1)、ただし、与党の一部は2)。

これを政局と呼ぶのだろうか。

政局とよんでも構わないが、よい政局と悪い政局があるならば、よい政局だろう。

確かに遣らしてみて駄目なら交代という考えもあるが、

少なくとも3月11日の大震災以降、迷走と遅滞の中にある。

誰が遣っても初めての規模の大災害、遅滞するのは已むを得ないとも思うが、11日以前も、迷走しまくり。

信頼感は限りなく低い、変って欲しいと言うのが、普通の心情だと思う。

首相、大臣や民主党幹部は限りある資源を探し、有効に使い、人々に安心と安全を与えるという能力に欠けている。

そういう能力が劣っていると思われる首相をサポートしきれない大臣やその派閥を排斥するには、問責しかない

だろう。そりゃ2年も論戦しておれば、衆議院選挙があるが余りにも遅すぎるし、その時には資源も使い果たして

いるかもしれない、そういう危険を冒せないだろう。

政局だ政局だという人は現政権を信頼しているのだろうが、それこそ、その人の能力がない証ではないのかと思う。

東北三県の人口は573万人、彼等の事を優先して考えるのは結構だが、残りの1億2000万の事を忘れて

欲しくない。

資源は残りの1億2000万人が負担するという事もだ。

官房長官の枕言葉を借りれば、”直ちに”生命に影響はないのだから、政局の間、待つべきじゃないのだろうか。

原発事故の方も直ちに影響はないと思うし、そういう点では私のような年寄りはどうでもよいだろうから

若い人中心に対処する方策を実行できる冷たい人、大衆に迎合しない首相や大臣が必要だろう。

大衆に迎合しない首相や大臣を選ぶのが難しいのなら、大連合が必要、これも政局だろうが、、、。

真に目な所、60歳以上の人は、半径10KM園内にでも帰宅させれば言いと思う。

どうせ障害がでる時は、加齢と相まって、病院通いだろうから。

こう言う政策を大連合の中で実施したらと思う。