HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

”無策なら強退去”という記事の感想文

15日の朝日新聞に、米首脳”無策なら強退去”という記事を面白おかしく読んだ感想文だ。

この記事の信憑性や、発言の日時がわからないが、感じた事を書くと、

1)「いま、ヘリが放水しました」、3月17日午前10時22分、米大統領にこう切り出した

2)防衛大臣は電話で首相に「うまくいきました」と報告

3)「日本は本気だ」と示す必要があった

4)「米国人を強制退去させる可能性がある」

5)米海軍幹部は防衛省幹部に「8万人の米軍人らの退避計画を作らないといけない」と伝えていた

6)自衛隊に「命をかけて出て下さい」と頼んだ

7)防衛省幹部が「これから先はミリ・ミリでやります」

8)保安院の幹部が「・・・・・日本の技術力は世界トップクラスだ」

9)日本側メンバーから「米側は事故情報を取るために参加している」

10)日本政府や東電も独自の打開策を見いだせず、日米協議の結論は、次々と実行に移された

11)東電が「真水が足りない」と指摘すると、米海軍は「真水を運ぼう。米海軍横須賀基地からパージ船を出す」

12)冠水も米側の当初からの主張

いやはや参った。完全に当事者能力を喪失、烏合の衆化していたようだ。

民主党に統治能力がないのか、管政権にないのか、更に不幸なのは官僚にもないようだ。

番号順に感じた事を書いていくと

1)3月17日午前10時22分に米大統領にヘリでの放水を伝えたそうだが、

アメリカ時間だと、16日の20時22分、それまで放水を待っていたのだろうかと思う時間帯だし、何故直ぐに伝えな

いのだろうと思うし、今からやるという報告を何故しないのか不思議だ。

2)防衛大臣は何故電話なのだろう、何故口頭でないのだ。二人は何処にいたのだ。

アメリカ大統領に報告しないといけないような作戦実行時に、何でそろってないのだろう。

3)ヘリからの放水が「日本は本気だ」と示す行為だと思う神経が分からん

思うに、自衛隊の反対が凄く強かったということか、アメリカが本気だと受取ったとすると、政府が自衛隊を掌握した

と受取ったのだろう。

4)「米国人を強制退去させる可能性がある」と言われた時、申し訳ないがよろしくと言うべきだった。

5)「8万人の米軍人らの退避計画を作らないといけない」、これは日本への侵略はないとアメリカが判断したのか

もともと日本の防衛にはアメリカ軍不要という証拠だ。

6)「命をかけて出て下さい」と頼んだ、頼む事ではなく、命令すること。これでは、国防など出来ない。

それほどに、自衛隊の反対が凄く強かったということかも知れない。

7)防衛省幹部が「これから先はミリ・ミリでやります」、アホ幹部は追放したんでしょうか。

政府の指示に従えない自衛隊は解散すべきだろう。

8)保安院の幹部が「・・・・・日本の技術力は世界トップクラスだ」、アホの極めつけ。

その後の行動が示しているが、保安院、いらない組織だ。

9)「事故情報を取るために参加している」、何を隠したいのだろう。隠しかったのだろう。

メルトダウン放射性物質の拡散、困難な復旧、避難期間が10年、20年ということか。

10)協議の結論は、次々と実行に移された、完全に8)とは違う状態だ。

11)「真水が足りない」と指摘すると、「真水を運ぼう。米海軍横須賀基地からパージ船を出す」

発想が後ろ向き、出来ない理由を探す日本、やる方法を示すアメリカ、多分、事故の推移の把握も違うのだろう

12)冠水も米側の当初からの主張、これ”何を報道してるんだろう、事故関係者は”の疑問がわかった。

趣旨をよく理解しないで、作業してたのだろう。

情けないが、アメリカを頭に、日本は手足だけにするのが、最善のようだ。

警察庁長官が各都道府県の本部長に非日常(?)を多くの警察官に体験させるように指示したと言う報道を見た

が、自衛隊と何か違う。この違いは大きい。

裏から考えれば、隊員の交代をうまくやれという指示なのだろうが、

今、自衛隊が災害復旧部隊のトップだと記憶しているが、こういう上手い人、を頭に置き換えるべきだ。

自衛隊員だって交代は必要、それを上手くやる知恵のある者をトップにしないと、下はたまらん。