5月19日(水)の産経新聞6面に「鳩山予算が3回続くと・・・・・・・」という記事で、また、財政危機を煽って
いた。目的は消費税を上げ、法人税を下げさせたいという魂胆が見え見えで見苦しい。
債務残高が882兆9235億、国民一人当たりだと693万円なのだそうだ。
ギリシャの債務残高比率は、133%で破綻したのだから、早晩、日本も破綻するという論調だ。
日本の比率を書いてないので、自分で試算すると、多分、比率は、882兆9235億/500兆=176%
ギリシャより高い値でも破綻していないのは、国債を国内で消化できているからだという。
また、IMFの予測では、日本は2015年には、比率が250%になるのだそうだ。
深読みすると、日本は250%になるまで、破綻しないということなのだろう、すると、GDPの伸びが0だと
仮定すると、
2.5*500=1250兆
までは大丈夫なのだろう。すると、
1250-882=368兆
まだまだ、国債を発行できる。現在、2010年だから、2015年まで5年あり、毎年、
368/5=73兆
を発行できるらしい。
日本の家計金融資産は1456兆円(2009年12月末)だから、1456-1250=206兆円は予備なのだろう。
更に、深読みすると、1250兆円までは国内で国債を消化、それ以降は外国に買ってもらうという予測なの
だろうか。すると、国債の対外消化率がGDPの133%で破綻するようだから、
1.33*500=665兆円
ぐらいの国債を外国に売ると破綻の道を辿るのだろうか。
1250兆(国内消化)+665兆(国外消化)=1915兆円
に債務残高がなった時に騒げばようという計算になるのだが、、、、、、、、、、、、、、。
債務残高が1915兆円になるには、あと何年かかるのだろう。
借金はない方がよいが、個人だって、年収が500万ぐらいの人が3000万を借金し、家を建てたりするので、
これだと、
3000/500=600%
これに比べると、国の比率など、過小もいいとこだろう。
産経新聞は、借金/売上の比率はいくらなのだろう。