”トヨタ、サンディエゴでの プリウス 急加速事故に反証”
http://autos.goo.ne.jp/news/industry/137725/article.html
運転手は恥をかいたが、更に、ペナルティをトヨタは彼に加えるべきだ。
この記事の要約は
●プリウスのアクセルペダルはCTS社製のものではない。
●フロントブレーキにオーバーヒートによる摩耗と損傷が見られたが、リアブレーキ及びパーキングブレーキ
正常に作動した。
●フロアマットはアクセルペダルと干渉することはなかった。
●プッシュボタン式のエンジンスタートボタンは「3秒間押し続ける」ことでエンジン停止出来た。
●走行中(?)、ニュートラルへの切り替えもでき、切り替えた際にはニュートラルの表示もした。
●ダッシュボード上の故障を示すインジケータライトが点灯した形跡もなかった。
●ハイブリッドの自己診断システムは、アクセルとブレーキの度重なる踏み込みを確認した。
●摩耗したフロントブレーキパッドを新品に交換したところ、正常な制動力を発揮した。
●テスト実施時、ブレーキを頻繁に使いオーバーヒート気味になったが、問題なく車両を停止することができた。
●アクセル開度が50%以上でブレーキペダルを踏んだ場合、エンジン出力をカットする「ブレーキオーバーライド」
が装備されている。
●ブレーキペダルを軽く踏んだ状態で高速走行を続けることは困難であることが説明(証明では?)
●ブレーキで車両を停止できなかったと断定することは、調査結果から基本的に矛盾する。
プリウスは、
(1)プリウスのアクセルペダルはCTS社製のものではない
(2)ハイブリッドの自己診断システムが付いている
(3)ブレーキで問題なく車両を停止することができた
(4)「ブレーキオーバーライド」装置が付いている
賠償金を取ろうとした人の調査不足で、下記のような結果になったのだろう。
「減速できない」プリウスの米男性「トヨタ提訴せず」
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2010031301210.html
次は、
「プリウスのトラブル、報道相次ぐ=公開実験後に-トヨタ苦慮」
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-100311X205.html
の記事の中にある
「9日にもニューヨーク市郊外で、女性(56)が運転していた05年型プリウスが石垣に衝突。
米メディアによると、負傷した女性は警察に対し、車が勝手に加速したと話している。」
についても、調査して、反論すべきだろう。
問題が無ければ調査にかかった経費を請求してもよいのではないか。
05年型らしいので、
◎「ブレーキオーバーライド」装置が付いている
◎ハイブリッドの自己診断システムが付いている
が無ければ、反論は難しいかも知れない。
ハイブリッドの自己診断システムとは何かが分からないのだが、自己システムチェック機能とトラッキング機能
だと考えているのだが、どのぐらいの期間のデータを記憶しているのだろうか。
また、ブレーキオーバーライドは装置はいつから付けていたのだろう。
まさかとは思うが、ドサクサにまぎれて、一括ソフトを入れ替えたという事がないことを祈る。
当然、同じようにレクサスについても調査し、結果を公表すべきだ。
レクサスは、
×「ブレーキオーバーライド」装置が付いていない
×ハイブリッドの自己診断システムが付いていない
ので反証実験が困難なのだろうか。
私の唯一の疑問は、
何故、フロントブレーキにオーバーヒートによる摩耗と損傷が見られたのかという点と、
更には、パーキングブレーキで車を止めたのだろうから、此方の磨耗も凄いと思うが、記載が
ないのは何故だろう。