小沢氏の秘書が2人も逮捕されたという新聞記事を見て驚いた上、大久保秘書が移動中で
逮捕されるのではないかというテレビ番組を見て、更に驚いた。
それ以上に不思議なのは、そこまで証拠があるなら本人を逮捕しないのが究極の不思議さだ。
案外、検察は小沢氏に取引を迫っているのではないか。
取引というのは検察人事だ。
小沢氏を逮捕しても、どうせ政治資金規正法の虚偽記載らしいから、大したことはないが、
こういう騒ぎを続けて行くと、民主党の非小沢派が参議院選挙への影響を心配し、彼の足を
引っ張りだす、様は民主党内が混乱し、官僚人事もままならぬ様になると計算しているのだろう。
テレビニュースでも、国会が混乱し、予算が通過しなくなるような事を話していたが、
自民党がよくやった強行採決をすればいいだけだろう。
衆議院、参議院で過半数を持っているのだから、何らの問題もないし、
「コンクリートから人」への予算審議なのだから、「コンクリート主体」の野党とは基本的には
いくら議論しても一致することなどないから、いつかは強行採決しかない。
また、人さまざまだろうが、衆議院選挙で私は、マニフェストに最大の重きを置いて投票した。
政治家と金の問題は封印というか、呑んで投票した。
参議院選でも同じで、政治家と金の問題は封印する。
多くの有権者も同じ考えだろう。
今は、政治家の金ではなく、国の流れというか姿を変えないといけない時なのだ。
この流れを変えられるのは、小沢さんしかいないと思う。
そういう意味で、秘書が逮捕されようが、本人が逮捕されようが、金を儲けようがかまわない。
ともかく、官僚支配からの脱却、官僚との癒着からの脱却、官僚の埋蔵金の発掘等など
をやらねばならないのだ。
「黒い猫でも白い猫でもネズミをとる猫はよい猫だ」という立場なのだ。
そうは言っても、民主党がマニフェストを我武者羅に、無茶苦茶な手法を取ってでも実行しなかった
のには、がっくりしているのは事実で、この態度如何では参議院選挙での投票先は変える。