1000円高速を6月にも廃止という朝日の記事を見て唐突なので驚いた。
1000円高速の廃止、それに反対はしない。
見えてくるのは、高速無料化が民主党の政策から儚く消えたようだ。
これ以上の経済政策はないと考えている者からすると
暫定税率の廃止を止めた事と合わせて、国民に真を聞くために解散して欲しい。
予算成立後に解散したらどうだ。
会社と国家は違うことを承知の上だが、契約(約束)した事は金の有り無しに関わらず実行
するのが基本、会社では迷惑料でも支払い再契約、国家ではそれは解散総選挙だろう。
普天間の問題はアメリカとういう外国があり、日本政府だけの決断でどうしようもないのは
よく分かるので、それで解散せよとは言わない。
暫定税率や高速無料化は単に国内問題、それも金だけ。
金も国債発行という小槌を持っているにも関わらず遣らないのは許せない。
国債発行すると市場の信頼を失い長期金利が上がるという人がいるが、どういう根拠に基づ
いているのだろうか。
長期金利が上がるというなら上がらない方策、例えば、固定金利の国債を売り出せばよい
だけだろう。金利1%ぐらいでどうだ。
銀行の定期金利が0.08%ぐらいだから、国債に乗り換える。
銀行や生保の営業の邪魔をしているのかも知れないが、腐れ縁のないのが民主党ではないのか。
これも冨の再分配の一方法かも知れない。
法律が必要なら法律を作ればよいだけだ。
法律を作るなら、序に高速道路会社をまた国営にするのも妙案だ。
民間会社の道路を走るのに免許証がいるというのも、不思議に感じるし、スピード違反というのも
おかしいのではないかと思い出した。
イメージは自宅の敷地内や工場の中を免許証無しで走るのと同じではないのかという事だ。
大臣が民間会社の料金に口出しできるというだから実態は国営会社なのだろう。
だから免許証が必要だったり、警察が取り締まるのだろう。
無料化はしないが、距離によらない料金体系に変えるという事には、一部無料化よりはましだ。
首都高や阪神高速を経由しなければ、ならない利用者の事も考慮して、
それらを経由する時には、それらの料金を加算しないような方式を考えてもらいたいものだ。
具体的には、地元の茨城から、旅行先の福岡まで、普通車で2000円で行けるなら
素晴らしいことだとは思う。
それも土日祝日という制限なしに、短時間の高速離脱も認められると、手放しで喜ぶ。
後者の実現には、乗り逃げ防止にETCが要るだろう。
既設ETCも無駄にならずによいではないか。
ETCカードは廃止し、IC付クレジットカードで運用可能にもすべきだろう。