これは自分をベースに考えた。
定住の場所はあるので、近場に手軽な職を与えることだ。
更には、部分年金の控除最低限を上げることだ。
現在、最低限は28万なのだが、これを35万程度に引き揚げるべきだ。
ハローワークの求人情報を見ると分るが、給料は低くても15万~ぐらいなのだから、これに、
少ないボーナス、部分年金を含めると、35万ぐらいにはなってしまう。
また、近場の手軽な職とは、責任があるようでない仕事、つまるところ、加齢による注意力の
減退や体力等の衰えは思いのほかすごい。
気付かない方もいるが、傍から見ていると危ないほどの人もいる。そいいう方は本人が意識
していないので、ますます危ないのだ。
ポケーっとした若者の比ではないが、うまく云い逃れる術には長けている。
仕事の紹介はハローワークでよい。
シルバーセンターがあるが、そういう所に登録をためらう退職者は多いだろう。
エンジニアや管理職だった方はそういう所を選ばないので、宝の持ち腐れになってしまう。
「漂流する若者達の救済」の若者達は多分、我々世代の子女なのだろうから、彼等に職や住
みかを与えるには、親がそれなりの生活をしている必要があるのが条件なのだ。
ようは、セットなのだ。
具体的には、「漂流する若者達」の親が生活保護者や無職や年金生活者では、一家での救済
は難しいのが現実だ。
救済するのが、親心なので、支援するが、共倒れになるか、挫折すると思う。
これを遅滞させるのが、部分年金の控除最低限を上げることだ。
1年、2年の遅滞効果は精神的にも、金銭的にも大きいと推測する。