野党と云っても、民主党だが、大勝した。まずはおめでとう。
勝利の小沢党首の話を聞きたいと思い、当日は早朝の3時までテレビを見ていたが、コメントの
一つも無かったのは残念だ。しかし、健康を崩していないことを念願する。
勝因は何だろう、衆議院選挙の時は郵政民営化と当時の首相の人気により自民党が大勝利、
今回は、首相への不信感と社会保険庁の疑惑が裏返しになり、民主党が大勝したと考えると分り
易いが、そんなに単純なことなのだろうか。
構造改革という郵政民営化で我が村でも郵便局の集配が中止されて、郵便物の収集が遅くなった
のは事実で、不安を抱えながらコンビ二で投函する始末だが、そうは不便さを感じはしない。
年金は確かに不安だ。これから80歳まで20年間を年金をベースにして生活をするが、
10年後、20年後に制度や支給額を変えられても対処できないのは明白だからだ。
各政党は年金改革が必要だと言っているが、それはその通りだろう。
若い方も、支給開始年齢が70歳だ75歳だといわれて、その必要性を感じるか疑問だ。
平均寿命が80歳だとすると、10年か5年の受給のために25年以上払い続ける利点てあるのか。
本来、年金は、老後の生活費ではなく、遊興費やお小遣いであるべきだろう。
故に、元気なうちに支給されないと意味が無い。
そういう意味では民主党や自民党の案は似たりよったりなのだ。
教育改革も、大事なようで大事でない。
どこに問題があるのだ、ニート、フリーター、いじめ、青少年犯罪、愛国心、年寄りへの尊敬、
礼儀、日本語、敬語などなどなのだろうか。それとも制度の変更なのだろうか。
これらが教育で直るものなのか、一体どういう教育を展開するのか疑問だ。
例えば、
労働の必要性や重要さを教えると、ニートはフリーターが減るのか?
いじめ防止にはどんな教育をする?
青少年犯罪;何をどう教育する?
愛国心;日の丸掲揚、過去の歴史?
年寄りへの尊敬;尊敬できないのが一杯いるから、見分けながらやる方法?
礼儀;これには上下関係が就き回るので、学校では難しい
日本語;古文、漢文でも教えるのかな?、しかし、文語を教えるのは賛成だ
敬語;使わないから無理だろう、それとも使うようにするということか?
日米安保の議論も、今の憲法が安泰なら、あっても邪魔ではないだろうが、明快に相手国
を攻撃可能とする憲法を持った時には面倒になる。
ただ、アメリカもやがて衰退するだろうから、その時、どうするという議論は残る。
食料の需給率の向上も、根本的対策は人工の減少政策しかない。
石油が他国産でどうしようというのだろう。
水素燃料が実用化した時に検討でいいのではないだろうか。
福祉は兎も角、餓死者を出すような施策はやめなければならないが、ばら撒きもよくない。
医療は医療費の削減は必要だが、平均寿命以上の方は無料にしてもよいだろうし、高額
な所得のある方の自己負担額も増やしてよいだろう。例えば、3割から5割のようにだ。
資産のない人達のワーキングプア問題は、改善しなければならない。