HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

大動脈瘤

団地の入り口の方が大動脈瘤を発症し、村の病院へ運ばれたが、手の施しようがなく

水戸の病院へ転送される途中で死亡したらしい。

女房の友人はその病院へ、同じ病で入院し助かった。
 
転送の必要がないほどの設備があれば、助かったのかも知れないし、ドクターヘリがあれば

転送先まではもったかもしれない。
 
見かけが立派な病院では仕方がないし、専門医がいなければしようがない。

確か、隣のご主人も20年以上前だが、同じ病で無くなった。

この時は、なぜうちの病院へ搬送しなかったと、奥さんが葬儀に来た医者にしかられたそうだ。

病人の命運は、発病の地、発見者の判断、転送力、人脈、初診医の能力で決まる。

数年前、県が分譲していた国立病院の近くへ、転居の話がでた時、強引に実行すれば、

良かったと、後悔している昨今だ。

災害現場でのトリアージによる搬送の順番より、搬送先はどうやって決めるのだろう。

動脈瘤の患者を心臓外科医のいない病院へ運んでも仕方ないし、脳挫傷の患者を

脳外科のない病院へ運んでも仕方がない?。

12時間、患者の容態を保持できる病院なら何処でもよいとすると、村の病院からの

転送は無謀だった?

災害時と平時の急患では、取り扱いの判断基準が違うのかな?