HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

クシャミ再発対策

クシャミ再発対策

原因不明なのだが、周囲は塩素が犯人と決めかかってくる。

根拠は何かと聞き返すと、塩素臭いと客が言うからだとの返事がくる。

更に、塩素の臭いを嗅いだことあるのかと聞き返すと、知らないという。

知らないの意味が、1)その客が塩素の臭いを知っているかどうか知らない2)知らないだろう

のどちらかは確認しなかったが、多分、1)だろうが、2)も当てはまるだろう。

我々、ボイラーマンは1)薬湯の成分、2)花粉症だろうと想像しているが、証拠だてられない。

100歩下がって、塩素だとすると、お湯の中に含まれている塩素は

総塩素=温泉に元来存在する塩素+0.2PPMの次亜酸+尿素と塩素が結合して発生する塩素

だろう。これが温泉と共に温められ蒸気になり、空気中に浮揚し、鼻に入りクシャミがでるということか?。

「温泉に元来存在する塩素」は如何しようもない、水で薄める分けには行かない。

「0.2PPMの次亜酸」の投入は自動制御で濃度は適時、DPDで測定し、正常なのだ。

尿素と塩素が結合して発生する塩素」の量は、温泉水を毎日、約1/3を交換しているが、これを

増やすのはタンク容量的に不可能なのだ。

クシャミがでる時間帯もほぼ決まっているのも、不思議な現象なのだ。

考えられるのは、浴室内に蒸気となって漂う塩素が悪さしていると想定し、換気を強引に実施して

いる状況にある。

可笑しな事に、午前中の換気を徹底的にやると、クシャミ客がほぼでないという事実もあるので、

換気は効果があると考えているのだが、やらない係員が存在するのだ。

理由を聞くと、「以前はそんなことやってないのに、何故やらねばならぬ!」とくるのだ。

昨年の五月頃だったかに出て、換気を強化し、治まったが、冬場になり寒いので、中断したが、

最近まで問題が出なかったのだ。摩訶不思議だが、彼の言い分も分かるので反論できない。

遂に土曜日、浴場長より0.2PPMだなんだとか云ってないで、塩素量を適度に減らせと云ってきた、

金曜日には断ったのだが、今回は分かりましたと返事したが、返事だけ了解で行動は無視。

病人でもでたらどうするのだというのが、ボイラーマンの共通認識なのだ。

それ故にクシャミ客が出続けるのかな、それも困ったことなのだ。

よその浴場ではどうしてるのだろう?、以前に部長が言ったことは、一日に数回だけ、1ppmぐらい
 
にして、他の時間帯は低くてもよい。本当だろうか?。

法律的に問題ないなら、ヘアキャッツチャーから一日3回(朝、昼、夕)投入し、後は装置を停止して

見たい。

更には、薬湯も止めてみたい。これは支配人に提案したが、拒否された。

薬湯湯が他の湯と同じ浴室内にある温泉って、近辺で見たことがないし、実際、クシャミがでる

(塩素を入れてない状況下で)。ゆず湯の場合と完璧に浴室内のにおいが違うのだ。

ボイラーマンは薬湯を100%疑っているのだが、薬湯係はそれを認めない。理由は、

開業いらい使っていてそうゆうことはないだが、薬湯に入れる殺菌剤が以前とは違うのも事実。

今日、明日は休み、4日の出勤日にどうなっているか不安だが、楽しみだ。

我々、年はとっていても、就いている職業の経験は2~3年しかない。

学校卒業直後だと、20~25の若造に相当、こういう水準にあることを回りは姿で惑わされている。

通常の会社では、まだ素人扱いの段階なのだが、安く上げる所の恐ろしい点だ。

確かに、専門家だ何だかんだと当てつけて売り込む人もいるのも事実だけど。