管理者より、トレーニング室の空調が動かないので、見てくれと連絡があった。
エラーが出ているのかと、聞くが、分からないという。
使用電力量が東電との契約電力の650KVAになると、空調が切れますよというが、見てくれ
の一点張り。
しょうがないので、トレーニング室へ行くと、確かに暖かくない。室温を計ると20度しかないが、
空調の設定温度が23度。3度ぐらい誤差だと言いたかったが、室内が寒いので、言えず。
制御装置にエラーはない。当該空調機がファンのみが動き、加熱器が停止状態になっている
これでは、室内が暖まらないのは当然だが、如何しようもない。
悩んでいると、フロントから担当が来て、トレーニング室が暖まらないと困るので、他の客室の空調を
一時停止したという。これで電力は足りるはずで、当該空調機からは暖かい空気がでるはずだという。
しかし、空調機からは冷めた空気しか出てこない。
ここで、思い切り、トレナーの心配と規則を無視し、空調の設定温度を26度に変えるが同じ。
苦悩の顔をしていると、支配人が来て、集中監視装置から空調機の温度設定制限を解除したから
大丈夫だろうという。
確かに、多少暖かい空気が出てきたので、一見落着だが、他の客室の空調を止めても、
当該空調から暖かい空気が出ない状態もあったので、保守会社へ問い合わせ連絡をする。
返答は省エネモードになっているから、それを解除しろという。方法はブレーカーを落とせという。
モードを解除するには、元電源を切るしか方法がない制御装置とは驚いたが、やる覚悟をする。
やりますよと支配人に伝えると、暖かくなってきたので、やる必要がないという。
当然、こちらの話にのる。
その後、各部屋の温度設定を確認して回る途中、口煩い常連に捉まる。
いやいやすごいクレーム、寒いという、室温が23度では。寒くて帰ったご婦人もいるという。
風呂に入って、休憩室で居るとき、コートを着ていないと居れないのは可笑しいだろうという。口答えできず。
契約電力の話をすると、すんなり理解したが、寒いのはおかしいだろうという。その通りだが、ボイラーマン
にはどうすることも出来ませんで、納得というよりも諦めたようす。
最後に社長に話してと余分なことを言ってしまった。
想像では、話すと思うな。
この雑談の中で、我々の雇用が3月末までという情報も伝えられる。