HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

悲惨なワーキングプア

NHKスペシャルワーキングプアⅡをみた女房が、内はワーキングプアでないと、朝食時に
言い出した。かなり悲惨な番組内容だったらしい。

仕事で見てないので、話を聞くと

一人目は北海道に住んでる二十代の女性で、給食センターでパートで働いているらしい。

6時~15時まで働いて、8万/月。調理師の資格を取って、時給が10円アップ。

女房がいうには、役に立たない資格があるんだと、すかさず、その資格を持ってないと
その仕事に就けない資格でないと役立たないよ、例えば、薬剤師資格と応答、
すると黙り込んでしまった。言いすぎたか!

二人目は三十代の離婚女性で子供二人を抱えて、朝から夜中まで働いて、18万/月。

児童手当を4万もらってるので、生活できているが、来年それが切り下げられるので、
生活できなくなるそうだ。

応答は離婚などするからだと話すが、回答なし、18万あれば、私の手取りより1万多いの
で生活できるのでは、手取りだろうと聞くと、放送しなかったとの回答。持ち家?と聞くと

市営住宅で家賃が4万円?、これは高すぎる!

三人目は70代の男性、公園のごみ掃除で、週3日で8万・月の収入があったが、応募者が
多くて今はアルミ缶拾いで生計を立てているらしい。

昔は大工で羽振りが良かったそうだ。

持ち家だったが、借地代が払えなくなり、アパート暮らし?だったかそうだ。

女房のコメントは「借地は良くないね」。回答は「当たり前だね」

奥さんも自宅からアパートに引っ越した頃から認知症で施設に入居。費用が6万、昨年からか
食事代が1万必要になり、やりくりが困難になっているらしい。

生活保護のケースだろ?」というと、貯金が70万あって生活保護をうけられないのだそうだ。

使ってしまえというが、心配で使えないのだそうだ。

生活保護をもらうの大変なのでしょう」というので、申請書が貰えないらしいケースが
あるらしいと回答に、加えて、「弁護士などに頼めばいいだろうに」と付け加えると
「年寄りだから、そんなことできないのでしょう」ときた。

四人目は80代の男性、公園のごみ掃除で生計を立てているらしい。

子供がいるらしいが寄り付かないらしい。

また、年金がないらしい。

若いとき、年金を払えなかったか、払わなかったのだ。自営業だったのかな。

70代の男性と話がごちゃごちゃになり、よく覚えていないので省略。

以上の話で、ワーキングプアと思えるのは、20代の女性のケース。

後は、因果応酬、字が合ってるか?。蟻とキリギリスだね。

彼女の場合も親を見捨てるというか離れる勇気が必要だなというと、ダンマリ。

秋田だったか、子供を殺したあの人のように、生活保護を受ければいいんだというが、

プライドがあるんでしょうという。それはそうだ。

ワーキングプアに陥る大きな原因は病気、もう一つは無計画か計画の破綻。

更に加えると、プライド、冷たさの欠如(しがらみ)。

当家も、私が重病になり、その治療に大金を使い、回復はするが、介護が必要な状態で
生き続ければ、やがて破綻し、上記の70代男性のようになるのは必然。
 
しかし、死ねば、遺族年金が女房に入り、安泰かな。

どこかで書いたが、重病になった時に「どうしてほしい?」という意思確認が必要な分けが

ここにある。こういう話をするから「冷たい人」と思われているが、実は逆なのだ。

預貯金が1億と持ち家があれば、問題ないが、定年までに一億溜め込むのに失敗した

以上は、死んであげるしかない。

蓄財にもっと早く目を向ければ、良かったが、後悔先に立たず。