14時に出勤すると、上長より薬品投入装置が壊れたので修理したと伝達される。
伝達内容は、7系統の内、3系統の注入弁が詰まり、パイプが抜け、消毒薬が飛散
したが、現在は復旧しているという内容。
メーカへは電話したが、部長が不在で話をしてないという。
ま、回復しているなら、それでも良いかと判断、上長が帰宅する前に装置を見回ると
復旧したという装置の1系統の計測値がゼロ、緊急投入口も薬品で汚れている。
どうでも良いかと思ったが、装置室へ行き、モータを見ると動いているのに、数値が
上がらないのは、客の多すぎか、頻発している計測装置の故障、モーターかパイプか弁
のトラブル。
緊急投入口から消毒薬を注入すると数値が上がるので、計測装置は正常、
パイプは弁につながっているので、修理は一応終了と見なし、モータのエア抜きを
するが、エアはない模様。これで薬品が流れないのはまた弁が詰まったと二人共
思い、狭い天井へ上り、教えられた弁をはずすと、薬品が流れ出ている。
おかしいと思ういモータを停止してほしいと要望すると、停止中だという。
停止中のモータが薬品をポンピングする分けがないので、再度、確認要求するが間違い
ないという。
ここで、上長、おかしいと判断、自分の判断で動きはじめる。
はずした弁を元にしようとするが、生きているので、薬品は飛散し、顔当にぺちゃっと
かかる。すぐ顔を洗いたかったが、天井からやすやすと降りられないので、我慢。
つなぎ終えたあと、配管を見ると、サインペンで系統名を書いてある。
教えられたのと違う。
天井より降り、上長に自分で修理したかと聞くと、部長を呼び、修理してもらったという。
え~の一言。急いで顔を洗うが、遅すぎた感じだ。
気を取り直し、再度天井へ上るが、体力のなさか脚が笑っているし、腰が痛い。
腰痛の再発か心配だが、兎に角、薬品を自動投入しないと大変なので、当該弁を外す。
また、天井より降り、弁の清掃を試みる。弁の分解と組み立ては部長がやったのを
見ていた上長が行う。確かに流れが悪かったのが清掃で直った感じがするので、
取り付けにまたまた天井に上る、もう気力だけ。
弁を取り付ける前にバルブを開けろという、様はバブルの詰まりの確認だという。
あけると温泉水が噴出してきた。濡れるが薬品の入っていない温泉水、気にならない。
次はポンプを回してみるという。回すと、消毒薬が弁を取り付けるパイプの先端まで
流れてこない。エア抜きしても流れてこない。
ここでポンプの故障とも判断。
一時間近く停めていたので冷えたかも知れないが、確かに、他のポンプと比べ熱くない。
いや参った。ポンプ故障と弁の詰まりの二重苦。疲れもあり、ギブアップ。
上長曰く、メーカの部長が出張でいないので、連絡が朝からつかないという。
私が連絡するので、館長の許可をもらってほしいというと館長も課長も出張だという。
誰もいないのですかというと、○○がいるという。では、その方にと依頼。
○○が了解したというので、メーカに電話、分かる技術者がいないというので、社長を
出せと喉まで出たが、誰か伝言を頼める方をと要求。
元大メーカの管理職はこういう類のトラブル対応には慣れてるというか、つぼがある。
程なく、どなたかが出たので、こちらの要求(無償ですぐ直せ)を伝える。
本日中の修理は無理だとのことで、これは快く了承。
要求は出張中の部長に伝えるとの事。後は部長からの返事待ち。
緊急投入口より薬品投入を二、三日覚悟。
18時になっても連絡がないので、再度連絡、帰りが19時だというので、待つことに。
18時半頃、社長らしき声の方より連絡、部長が帰社したので話して欲しいという。
ここからが大変で、部長にひどくクレームを伝えられる、その内容はむちゃくちゃだが、
相手もたぶん社長の前、はいはいと聞く。どういうことか書くと、→は一般的なことだろう
1)携帯に出てほしい →会社の携帯といえども登録されてない番号には出ない
2)突然トラブルの連絡を受けても対応難しい →トラブルは突然起こるものだ
3)部品の在庫がない →在庫がないなら部品を買わせろ
4)部品の購入依頼はしてる →施設の責任者に提案しろよ、それも文書で
5)ちゃんと清掃してほしい →引渡しの時、メンテナンスフリーと言っていただろ
これぐらいかな、→は遠慮していわず。
後は技術的援助として、ポンプが故障したのではなく、ポンプ入り口が消毒薬で詰まった
と思うので、掃除をして欲しいという要求があり、しようとするが、7系統に共通バルブが
ひとつしかなく、それを閉めるとを薬注すべてが止まるので、やらず。
これ設計不良というか原価低減のやりすぎ、ほかにもいろいろあり、大変。
こういう事があり、疲れ果て、帰宅した後、女房の話し遊びに反論した原因
その他にも、あったのは、理由不明の運転操作の指示。
それは、帰宅時、ボイラー一基を運転のままにという内容。
作業終了時、自宅の上長に確認の連絡を入れるが、そうだという。
風呂の追い炊き状態にするということだろうが、重油が9時間分無駄になる。
どのぐらい重油使用量が変わるのかは、今日の勤務で分かるが、どうしよう。
更に、思い出した。
支給された防寒着、小さくてかつ、お古。