「非常識発言」いまだ放置、太陽光発電のやさしくない現実 産経新聞 7月11日(金)10時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140710-00000571-san-bus_all
太陽光発電に後ろ向きな上記記事をみて、嘘だろうとおもった点
1)一戸に付き200万円で1千万戸なら20兆円
これってほぼ全額補助金で設置するとという意味?、実際には3.2KWで補助金10万位だったので
1千万戸*10万円=1兆円
2)一戸当たりの発電量・・・・・
我家での発電量は2637KWH/年で、使用量は3158KWHで、約83%を自家発電
多分、4kWを選んでいたら、100%を自家発できたと思うと、残念で。
3)1千万戸に太陽光パネルを設置しても総発電量の4%
これって、総発電量と個人宅の発電量を比較、むちゃくちゃ。
比較するなら、個人の使う電力量と比較しなくちゃ。
5200万世帯の1000万世帯にパネルを付けると、どの位の%になるのだろう。
3000万の戸建があるらしいから、その3分の1にパネルを付けるなんて控えめすぎる。
3000万戸に強制的に付けると、4*3=12%
さらに、10KWを強制すると、12*2.5=30%(但し、4KWが現状だとみなし)
30%凄い数値だけど、この計算はどこか間違っているんだろう。
4)物理法則上、不可能なことが可能であるかのように主張する人たちがいるも、科学的に物を考え・・・
分からん、太陽光で電力を賄うのが物理法則に反するという根拠が、分からん。
例えば、宇宙空間にパネルを設置し、マイクロ波で地球に電気を送れば、賄えるだろうが、今の所は
技術的、経済的に難しいという事なら分かるが、これ物理法則に反しているとは思えない。
以上だが、パネルの効率向上と蓄電池の性能アップが不可欠。
夢の扉だったかで、Mg を使った大容量の電池の話を見たが、これの実用化が
できると、10KWを付けて余ったのは蓄電、更に余ったのを売電できるようになると
電気の自家生産、自家消化が成立、産業用電力のみを水力、火力、地熱、風力で賄えたりして。
ともかく、おかしな記事だ。