HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

人材の育成と選択

電子レンジで焼き芋を造くという方法は同僚のCさんより教わったのだが、美味しく焼ける。

彼は元調理人。寿司職人のようだ。

最近、アメリカで発行された古い新聞を見せられたのだが、確かに調理人だったようだ。

ニューヨークの日本料理店に勤めていたのは本当だったのだ。

9.11で崩壊したビルにあったお店らしいのだが、そこが閉店したので、日本に帰ってきたのだそうだ。

20年以上前の話だろう。

エリザベス・テーラーのサイン入り記念写真と、ヒルトンホテル会長との写真もあったので、

話しだけでは半信半疑だったのだが、今は多少の誇張もあるだろうが信じている。

ヒルトン会長より日本のヒルトンホテルでの就職の紹介状を貰って帰国したのだが、

就職はせず、かなりの日数、無料で宿泊していたそうだ。

会長のサイン入り紹介状を持っている人から宿泊料などもらえないという事で何日でも無料でと

いう事だったらしい。

料理人からボイラーマン、異業種も甚だしいのだが、こういう転職は本当によい事なのだろうか。

氏、育ちの違いというのが第二、第三の職場で明確にでるのではないか。

そういう自慢話の中で

スペイン語は時々喋るのだが、英語は喋らない、喋ると程度が分かるからかな?。

前の取締役総務部長が同級生で、私の履歴書を見せてもらったらしいのだ。

就職する時にめんどくさいので、科学コーディネータ応募時のそれを出してしまったのだ。

これは今でも後悔している。

良かった事は、物の修理や交換等、何も出来ないという事を履歴が証明してくれたことだろう。

余りにも、現職とアンマッチなのだ。

こういう下らない話は引継ぎ時に行なうのだ、引継ぎ事項などないのだが、時間がたっぷり

あり、時間つぶしに使うのだ。

焼き芋にバターをつけるとより美味しいと教わっているのだが、どの時点でだろう。

詳しく聞くと、話が止まらなくなるのと、同じ話の繰り返しになるのだ。
 
当然、内容は少しずつ違うのと、同じ話を聞かされた者から又聞きすると更に違う。

聞き手側にも問題があるのだろう。

時々、奥さんから味付けの方法を聞く電話があり答えていたので、奥さんは中国等の方と
 
想像していたのだが、間違いで日本人なのだそうだ。ここで訂正しておこう。
 
東京都で働いていたと最近聞いたので、公務員と判断したのだが、都内で働いていた

という事かもしれない。兎も角、深く聞かないから行き違いがでるのだろう、仕事上も同じだ。

また、お金を持っているそうだ。家を建てる時、3000万をポンと出したそうだ。

これには、思わず「いいな」、「すばらしい」という言語を投げた。

帰国後、職業を点々としたらしいが、最終的に日立造船の関連会社へ就職し、ゴミ処理施設の運営、

そこで次長になったそうなのだが、その年収を聞いて今の3倍はあるのだが、安いのに驚いたのだ。

ゴミ処理施設の運営を日立プラントに入札で破れ、転勤も転属も拒否し、退職したそうだ。

この話、彼は今、失敗したと後悔している。

転職などでよい事は無いという一つの証明なのだ。

こういう人だからか、歳だからか「手抜きでトラブルを見逃す」ような事をするのだろう。

いやいや、生活に困ることはないので、適当なのかも知れない。

今の仕事も、電子レンジで焼き芋造りぐらいしか思っていないのかも知れない。

そういう意味で、こういう過去の実績を棄ててしまう大きな転職は本当によい事なのだろうか。

現場責任者のBさんは、耐火煉瓦を作る会社で、ロボットの管理をしていた人だ。

当然、今の仕事もボイラー等の運転管理だと思い、物を直したりはしない。

おかしくなると業者に修理要望をするだけだ。

部下も持っていなかったようで、回りとの報連相はよくないというより出来ない。

彼のよい所は、仕事以外に関しては殆ど話さないことだ。

唯一話したのは、娘がアメリカにショートスティした時と息子が就職した件ぐらいだ。

ただ話されても、方言がひどく聞き取り難い。

東京から業者が来た時、私が通訳したぐらいだが、標準語が話せない分けではないのだが、

そういう判断が鈍いのだ。

彼が今の仕事に付くのは、合っていると思うが責任者は無理なのだが、今更降格などできないようだ。

三人に共通している事は

1)優しく、働き者の妻がいる

2)貯蓄がそれなりにある

3)持ち家

4)自信家(ゴーイングマイウエイかな)

5)病気持ち(Bさん:心臓病/アルコール依存症、Cさん:大腸にポリープ、私:肺ガンの不安)

纏まりのない事を書いてしまった。

久しぶりに土曜日が休みなのだが、明日は出勤、且つ雨。

することがないので、とりとめもなくパソコンに向かった成果だろう。

パソコンに向かったのは、デイサービスの責任者が、昨日、床暖房を午後は切って欲しいとの

要望があり、出来ないと返答したのだが、深夜電力の時間帯が分からなかったので

それの確認のためだ。

23時から7時までが、深夜電力帯という事が分かったのだが、この間に暖めた床暖房を

切れといわれてもどうしようもない。お湯をこの間に沸かし循環しているなら切れるが、

部屋全体を床に埋めた伝熱コイルで暖めるシステムなのだから、窓を開ける以外ないだろう。

ずぶの素人にどう説明するかな。

デイサービスの責任者、彼も転職ではないが、余りにも分野が違う所へ来た悪影響だ。

定年後の第二の職場だが、よくやっていると思うが、回りは振り回されているとは思うが、

ヘルパー、ケアマネ、看護師等々、逆らえない。

だって、親会社で総務部長だった人で、今でも影響力絶大だから。