HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

「地図の上は北で下は南」??あきれた教師

大阪市教育委員会は8日、特別支援学校の男性教諭(43)を教員として指導力不足で適格性に問題が

あるとして分限免職処分とした。

この男性教師は、20年の勤務実績を持つベテランだが「三角形は一つの曲線と二つの曲線に囲まれる」

「地図の上は北で下は南」、経線を「かけせん」と読んだりと、仰天授業を展開。

1年間の校外研修を行ったが、改善が見られず、今回の処分が下った。(スポーツ報知)

この教師がなぜあきれた教師なのだろう。

「三角形は一つの曲線と二つの曲線に囲まれる」って、間違いではないでしょう。

小学校、中学校に教えるには不適切だろうが、一概に間違いとは断定できないでしょう。

「三角形は一つの直線と二つの直線に囲まれる」って教えたらよかったという事なのか!?。

これは、π(パイ)を3と教えるのか、3.14と教えるのかに似ている。

π(パイ)を3としか覚えていない人が工作をすると寸法が合わずに大変だろうが、工作をしない

者には不要な知識、ユークリッド幾何しか勉強しない者には直線で十分だが、リーマンを勉強し

ようとする者には、直線はまずいが、その時に覚えなおせばよいということで、πと同じか。

「地図の上は北で下は南」、これも間違いでないでしょう。

地図を描く時、北を上、南を下に書くのが、基本でなかった!?。

確かに、杓子凝議に描くと、見難く、方向は適当に書くのが、今時風だけど。

記憶違いかと思い妻にも確認するが、そう習ったと言うが、50年前の事。

経線(けいせん)を「かけせん」と読んだ理由は分らないが、理由があるのではないか?。

彼の専門分野の社会科では、特に歴史などではと推測する。

歴史上の漢字の読み方、無茶苦茶でしょう。

単純に間違って覚えこんだだけかもしれないが、例えば、宜しくを宣しくと書いたり、

実施(じっし)を(じっち)と読んだり、色々、皆さんも有るじゃないでしょうか。

大体が社会科の先生に数学や理科を教えろというのが、間違いと思います。

この文章、新聞に載った時に書いたのだが、ブログに載せる勇気が出なかったので、今日まで

そのままになっていたのだが、思ったこと、考えたことを記録していくのが、当初の目的であった

ので、初心に帰り、載せることにした。

最後に化石のような教員が存在できてもよいだろうし、知識が古くてもよいではないか。