HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

口を割らないホリエモン

ホリエモンさん、口が堅いようですね。
どういう取調べやってるんでしょう?

検事「証拠があるんだ白状しろ」
ホリエモン「証拠があるならそれでいいじゃないですか?」
検事「こういう物証があるんだ、説明しろ」
ホリエモン「この証拠、僕が見たという証拠あるんですか?」
検事「○○が一緒にみたと白状してるぞ」
ホリエモン「○○が一緒にみたと白状してる証拠を見せて」
検事「これがその自白調書だ」
ホリエモン「白状調書なんて証拠じゃないですよ、自白に到った証拠を見せて」
検事「○○を白状させた証拠を逐一説明」
ホリエモン「それを証明した証拠はなんですか」
検事「メール、議事録を見せる」
ホリエモン「議事録に僕のサインないですよ、そんなもの認められませんよ」
       「メール、受け取った側のものじゃないですか、発信元のはどれですか」
       「メールって簡単に偽造できますよ、やってみせましょうか」
又は
       「誰かが、僕のPCを無断で使いメールしたんでしょう」
僕がその時間にPCをつかっていたという証拠はどれですか」
検事「そんなもんはない」

ここで、ホリエモンの勝ち。

若い頃、うるさい上司に議論を吹っかけるときは、事前に相手の不得意な分野に
引っ張り込むように、詰め将棋のように準備万端で望んだが、大体負けた。

うるさい上司もまたそのように教育されてるから、一筋縄にはいかない。
勝った時はうれしかったが、上司はしょうがないかって顔。

こういう訓練のなかで、一人前の管理者に育ったが、起業してビジネスを育てあげた
人物、それも多岐に渡る分野で、そんな人が確信的に脱法行為すれすれをやっ
てたら、そう簡単に自白なんかせんでしょう。
口車にのらない限り。

さまざまな理科、工学系の東大卒と付き合ったが、概して皆さん口は堅いです。
それと、議論をよく整理して記憶するので、納得させるには理路整然さが必要です。