57歳でリストラによる早期退職した者から考るとすぐ現金等で1億円はいる。
”「老後資金は1億円必要」説の怪しい根拠”
http://diamond.jp/articles/-/83149
自分の例(既に使ったのと、これから使う額)で考えると、3.11の地震で壊れた家の立替に
土地代=1200万円(2世帯住宅を考えて、地震前に購入済み)
家=3200万円(二世帯でないので安く上がった)
これからの医療費=1320万円(60万円/年*22年)
年金不足分の補填=2640万円(10万円/月*12ヶ月*22年)
合計で、8360万円になる。
67歳まで第二の職場で働いていたので、これが無かったとすると
再就職なしの場合の年金補填=1200万円(10万円/月*12ヶ月*10年)
総計で9560万円で、ほぼ1億円になる。
真の想定外は医療費の1320万円。
上記記事はどこらへんの人を想定し、そういう住宅等で住んでいるのか分からないのだが、
夫婦2人で稼げば溜まらない額ではいと思う。、当然、勤めている会社の給料に関わるが
例えば、奥さんが25歳で結婚して、その時の旦那が4歳違いの29歳としよう。
結婚直後から奥さんがパートで働きだし、10万円/月で、旦那が65歳になるまで働くと
(65-29)*10*12=4320万円
旦那の給料から、1万円/月を預貯金していると
(65-29)*1*12=432万円
子供の教育が(29+24)=53歳で終るとすると、そこから、10万円/月貯めると
(65-53)*10*12=1440万円
合計で6192万円が溜まる。
1億円に達しないが、利子を加えるとどうなるのか、計算が面倒でしないが、金利が0.01%では計算しても仕方がないか。
退職金があるが、4000万円ある人は少ないだろうが、2000万円はあるだろうから、加えると、8192万円になる。
年金が20万円/月で90歳まで支給されると
(90-65)*20*12=6000万円
この額の一部を加えて、1億円と考えるしかない。
私の経験から言えば、無駄ずかいしなければ溜まるだろうという推定だ。
追加しておかなくてはならないのは、30万円/月で若い時から生活していると、老後資金は1億円も要らないのかなとは思う。
更には、定年後に生活の質をドーンと落せる人も1億円は要らない。
私も現役時代の半分以下で生活しているが、これ以上は落せないというか、ベース部分が高すぎるのだ。
私の場合は小遣、落せるようで落せない、でも半分にはしたが、それ以上は
無理というか、当に、今の状態で、今月なんか月半ばだが2万円/月しか使っていないが、動けない病気にでもならないと続かない。
若い人は今から計画的に貯めた方がよいですよ。