よく理解できない話だが、外務大臣が刑事被告人になる可能性のある人は、代表選に出るのはまずい趣旨の
発言をしたようだが、分かるようで分からない理由だ。
ならば、自分で車を運転する人は、代表選に出るなということに等しい。
年寄りと、免許証の無い人、運転手つきの車に何時も乗る人は、交通事故を起こす可能性がないから良いのだろう
が、そんな事でいいのだろうか。それとも、事故は別格なのだろうか。
さらに、一般的に云えば、議員で刑事被告人になる可能性のない人っているのだろうか。
当然、検察は不起訴でも、検察審査会に持ち込まれると、誰も立候補できないだろう。
この発言は、立候補妨害しやすい状況を作る、その神経が怪しい。
大臣として幼稚すぎるのか、無防備すぎるのか、職を失するのが怖いのか、さっぱり分からんが、彼の特質か。
もう一人は、元最高顧問という爺さんの意見、これも不可思議だ。
首相になると起訴できなくなるから、首相、大臣になるなするなという意見だが、これも理解不能。
大体が、何時までも大臣をやって居られるという根拠が分からん。
大臣等を辞めた後で、起訴すればよいだけだ。
時効の問題があるが、そもそも、小沢氏の問題は、先の衆議院選挙直前だったかに起こった事で、
当時、時効が迫っているから、この時期という話だった記憶がするが、それからもう1年経過だ。
検察審査会にかかると時効が止まるのかどうか知らないが、何かおかしいだろう。
さくらパパの問題もそうだが、検察と検察審査会の関係、繋がり、利用し、利用される関係なのだろうか。
以前に書いたが、
疑義があり取り調べた事件はすべて起訴し、その事実を裁判の中で公開すべきという考えなのだが、
裁判が常に正しいというのも思いすぎだが、今の状況よりはましだと思う。
それには、われわれの感覚も変わるべきで、少なくとも裁判で有罪が確定するまでは、無罪という強い信念を
もつ必要があるが、これが一番難しいのだろう。