年とれば思い出に浸るものなのか
YHAOO 知恵袋に
”今年、還暦を迎えた初老の男性です。今でも初恋の人が忘れられません。”
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1261293807?fr=top_mantenna
という質問があった。
私も、昔の彼女に会って見たい心境にちょくちょくなるが、誰とも会っていない。
遠すぎるのと、老いは恥を晒したくないのと、愛妻を裏切るというか嫌な心境にさせたくないからだ。
スケベーなんだろう、男の知人・友人に会ってみたいなどとはさらさら思わない。
何年か前、徳島駅の駅ビルでバスの時間待ちをしていた時、らしい人と偶然あった。
相手もドキっとした様子。
彼女が孫を連れていなければ、話をしたかも知れないが、顔を見合わせただけで分かれた。
なかなか上品なオバサン、高校時代は清楚でいい感じだったが、大学に入り、ぷくぷく太り
それで私も興ざめしてしまったのだが、すっきりした姿だった。
四当五落と言われて、必死に勉強していた時代、お互い、痩せ衰えていた時のように
上品ですっきりした姿だった。その時の私は、移動中で汚いよれよれの格好だったと思う。
彼女は私より1歳年上の女子高生だった。
もう一人会ってみたい人は、同じ歳。
岡山の人で、高徳線で偶々会った人なのだが、何年か付き合った。
余りにも遠方で、彼女も夜勤等のある変則勤務、私は島根1号の建設にタッチしていて、昼夜のない
生活で、行き違いが激しい上に仕事も楽しい時期で、分かれてしまった。
それと私の負い目かな。
〇島大学医学部薬学科卒、私はそこのもう一つの科を受験し、失敗した口で、
これ可也の負い目、徳島に余り帰らなかったのは、受験仲間と会いたくないから。
前の彼女も、受験仲間だ。
受験失敗の負い目というのは、一生消えない、特に、その仲間が合格していたら。
だから、好きだ、初恋だというのではないが、妻には言えない。
手紙類もそろそろ滅却しないと不味いのだろうが、不思議に出来ない。
多分、あって見たい、会いたいという切ない願望があるからだろう。
お互いこの先短いのだから、思いを実現したらよいではとおもうのだが、結婚以来往来なし
なので、住所も知らないし、電話番号もしらないから会うのも難しいのだ。
まさか、実家に連絡する分けにも行かないだろう。
学校が違うから同窓会という事もないので、ますます難しい。
希望は希望、夢は夢で終るのがいいのかな~と。
しかし、会ってみたいな~、元気かな~て思う。
愛妻はなんというか、二人に比べると切れがないというか、のほほ~んとしている感じ。
二人とも理系、妻は文系、その違いかな。
妻の妹は二人のような感じで、キツイと言うか、油断ならんという感じ。
妻にするならかったるいが、今の妻がいいのかな~。
政治家の話しのようで、前段が長くて、結論が、何をいいたいのかよく分からん所があるが
家庭生活上はそれでいいのかなと思う。
友達ならスパーとくる二人の方がいいかな~。
という事で現状を壊す度胸がないので、先頭の人と同じような隘路にはまってしまう。
以上、美化した思い出より、執筆。